2013年5月6日月曜日

ピンとこない 安倍ノミクス 実は 安倍のリスク だった


 「安倍ノミクス」 が何のことやらよくわかりません。

“ドクトリン”ほどの提起ならもっと具体的にわかるんだろうか。

“3本の矢”などと言い、周りからもてはやされているけれど、実体としてはどうにもピンときません。

この、実体のないところがいずれ怖いことになるんじゃないかと心配です。

 

日銀総裁交代そうそう、これまでにない(安倍)政権との密なる関係の下、最初に全部の持ち駒を出し尽くしてしまう政策には「このあとどうするの」と思うほどでした。

 

反応は出ています。

あれよあれよと言う間に進んだ円安。さっそくガソリンを始め小麦等輸入産物の値段が上がってしまいました。

円安と言うことで輸出産業は大幅赤字予想から一転、大きく黒字決算に変わりました。中国リスク、中国での賃金上昇とも相まって日本国内での製造を再開しても採算が合うかもしれないなどと言う話さえ出ています。

 

でも、基本的には日本は輸出によって成り立っている産業構造だから、人口が減っていく日本に大きく基幹産業が回帰するということはありえないでしょう。

となると、円安、インフレによって物価が上がる中。賃金は上がらない、年金は切り下げになる、保育所不足は深刻さを増す一方、雇用も改善しない(20代では10%を超した)

こんな状況を見ていると、最初見間違いかと混同していた“安倍のリスク”の方が真実を言い当てているなぁと思えてきます。

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