「特定秘密保護法案」について触れないわけにはいかないでしょうね
振り子の揺り戻しのように平和と民主主義を脅かす目論見がなし崩し的に繰り返されてきました。
ですから今問題になり、時が経てばたつほど疑問を感じだし反対になる人が増えているこの特定秘密保護法案も突然出てきたものではありません。
今の国会の中での政府・与党議員の人数を考えると今度こそこのような法案が成立してしまうのではないかと危機感を感じています。
「情報公開法」という法律があります。
社会の進歩成熟とともにある意味当然とも思います。
ところが運用にあたっての実際がひどいものなんです。
何やかやと理由をつけて応じないかと思えば、いざ出してきたと思っても個人のプライバシー保護だとかなんとか理由をこじつけて黒塗りの状態での公開なんです。これじゃわかりませんよ。
情報を公開しましょうと言う法律があってでもこんなですからね。
「特定秘密保護法案」
“何が秘密なのかも秘密”なんて思わず吹き出してしまうようなことも言われています。ほんとはとても恐ろしいことですけどね。
“だれが何を秘密にする”のを決めるのか。
30年60年置いた後で公開すると言っているけれど果たしてどうだか。
それに、法律どおり30年60年経ったので公開しますと聞かされてもそれで全部だったのかどうかがわからない。何せ“何が秘密にされていたのか自体が秘密でわからない”んだから確かめようがない。
何せ、記録するとか保存するということにおいてはたぶんに問題のある“国”で行われようとしている事ですから。
意見主張の対立のある事柄に対して「証拠がないじゃないか!」という国ですから。自分で破棄隠匿しておきながらね。
0 件のコメント:
コメントを投稿