私が小さい頃は、農家の人が常にではありませんが野菜とともに玉子も売りに来ることがありました。 玉子も今ではスーパーで買うのが一般的になりましたが、前は近くの個人商店・お米屋さんなんかの店先で(われないように何か薄物がひかれていたような気もします)小ぶりのザルに積まれ一ついくらで売られていました。「昨日産んだ卵だから新鮮だよ」なんて感じで(仕入れのことを考えるとここに並ぶまでにもう一日くらいは立っていそうな気もしますが)。 そうすると、商店の昨日の玉子に対して、農家の人が直接持ってくる「今朝生まれた卵です」は十分商機があったわけです。 いくらくらいしたのかなぁ。おばあちゃまやおかぁちゃまのやり取りの脇にくっついていただけだからはっきり言い切れるほどではありませんが、一つが20円30円の世界だったような気がします。もやしと玉子は家計の優等生と言われるようになって久しくたちますが、昔と同じ値段で貨幣価値が下がっていることを考えると実質値下がりしていると言えます。ちなみに今でも別にパックされ値段も少し高い(殻の)“赤い玉子”。農家の人もたまに持って来ていて10円高い値段でした。殻の色の赤い玉子をねだって買ってもらったのは結構はっきり覚えています。 有精卵 (時代が変わり今では考えられませんが)そのころの農家は今のような鶏舎での飼い方ではなく地で鶏を放し飼いにして玉子を入手していましたから有精卵が混じっていることもありました。ですから、フィリピンの人が玉子を買う時
殻が割れていないか、ひよこになりかけていないか写真のように確認をする姿というのは、ばら売りの玉子を一つ一つ太陽に(電球に)かざして確認して買っていたそのころの日本の姿とも重なります。
2018年12月31日月曜日
P1 15-10 (生)玉子の日比比較 2/2
P1 15-10 玉子かけごはん (生)玉子の日比比較 1/2
(これは前にも書いたことがあるかもしれません) オリーブ(オイル)の産地で、今絞られた滴りをパンで受け、それを口に運んだ人の至福の表情。シンプルだけど、手をかけたお料理と比べても決して劣る事のない一品。 日本。炊き立ての熱々ご飯に生玉子と生醤油、という“玉子かけご飯”もたまりません。この玉子かけご飯、人によっていろいろこだわりがあって、ただご飯に生玉子をかければいいではない儀式や○○道と言ってもいいほどの奥深いものがあります。 ところで、加熱しないで玉子を生食する・できるというのは世界的には珍しい事なんだそうですね。 もともと殻に亀裂などが入っていなければ衛生面ではとても優れている卵なわけですが、日本におけるサルモネラ菌などの管理、製品としての玉子の基準はとても厳しいものです。 有精・無精についても、管理された今の鶏舎で採卵され、通常売られている玉子に有精卵が混ざるという事はまずありません。
2018年12月30日日曜日
P1 15-10 自ら良いところを手放している日本 と フィリピンの薬局チェーン店
お世話になったお宅の5歳の女の子が熱を出した話のところで、摘んできた葉っぱの汁を飲ませたという事を書きました。 翌朝には熱も下がったのですが、結局その晩は病院に行かなかったのです。常備薬、例えば前に病院でもらった薬の残りを飲ませるなどということもなかった
という事を書きました。 別のところで、広く国民をカバーする医療保険がないものだから、日本で言えば自由診療・全額自費でかかるしかない。診察に検査にお薬を全部払うとなるととても高いので普通の人は病院にかかれない「はい
さようなら なの」という事を書きました。
これはつい先ごろ知ったのですが、フィリピンに薬局のチェーン店があるんだそうです。 日本でも、流通革命といわれて既存の個人商店をスーパーマーケット・大手流通が駆逐し。その後、最初はニッチ産業と言われながらもコンビニエンス・ストアがスーパーやデパートから主役の座を奪い。今はまたファーマシー・薬局チェーンがスーパーから主役の座を奪いどんどん存在感を増しています。何でもそろう“百貨店”大型スーパー故の小回りの利かなさから撤退した地域に、新たにコンパクトサイズで進出し、もちろんやっていけなくなって撤退した後にですから工夫も企業努力もあってですが店舗として成り立ち地域にも欠かせない存在になっています。 そこには、(医療)保険外しで病院にかかりにくくなっている↔休みの日でも夜夜中でも薬が買えるお店という新しい業種・業態という事も大きいと考えます。
聴いてみたら、フィリピンのファーマシー・チェーンは24時間営業で、薬だけでなく食料品から日用雑貨まで扱っているとのこと。規模・商圏から言ってサリサリほどに身近にあるわけではありませんが、だれもが入っている医療保険制度がなく金銭的制約から医療機関にかかりにくいフィリピンではとても便利なお店なんだそうです。 本来は、お金の有る無し住むところで受けられる医療に差があってはならないという事で始められた日本の国民皆保険と医療整備。それと、そのような保険のないフィリピンとは出発が違うのに似たような業態が存在感を増しているというのは、特に日本のみんなは考えるべきだと思っています。
2018年12月29日土曜日
また 早とちり
津南繋がりで わらってしまう話を一つ
長野県との県境の町
津南。そこに妻有という地区があります。漢字で妻=つま 有=ありと書いて“つまり”と言います。それを何を勘違いしたのか、まつり(祭り)ととってしまい、行った先“つまり”で「お祭り・まつりはどこでやってるんですか?」とお店の人に聞いて「えッ お祭りなんてどこでもやってませんよ」
と驚かれてしまったのです。
私、文字をパッと見て文章を理解(作る!?)できる。意味を察する特技があるみたいなんです。というか、正確にはこういうのを「早とちり」というのでしょうね。後で笑えることを生み出せるというのはある意味才能なのかもしれません。しっかり終わりまで読めばなんてことない、何にも起こらないんでしょうけれど、笑いも。
津南という所は冬にはとても来られないので(ここに住んでいる人たちには申し訳ない)今回の津南行きの後来年春まではお別れかなという思いでおいしいものを食べてお土産を見て帰ろうと思ったのです。 そしたらちょうどというか運良くというか“トンカツ祭り”をやっていると思い込んでしまったというわけですが、正解はお店の名前で「トンカツつまり」。何をやってるんだか。 私は今回初めて知りましたけど、なんでも津南の名産に妻有豚・妻有ポークというのがあるんだそうです。そのお肉を使ってのトンカツのお祭りという事。隣接して物産館もあるからお土産も買えるしなんて思って行ってみたら… というわけです。 トンカツ これはおいしかったですよ。 特性・上トンカツ定食をお願いしたこともあり皿数・品数もいっぱい。揚げたてのトンカツ
周りはぱりぱり肉厚の肉は程よく火が通り豚肉の甘さ・うま味がたっぷり。堪能しました。満腹満腹。
2018年12月28日金曜日
ここがすでに山なのに
この冬一番の寒波が襲来し、年末にかけて大雪となり帰省の足に大きく影響が出そうだとニュースになっています。昨年も大雪で大きな影響が出ていて、すでに大雪の警報が出ています。昨夜からの一日で新潟県・津南では77㎝の降雪となっているそうです。 もともと雪深いところですが、これからが本格的な冬 雪の時期になるのに もう こんなに降ったのかと気になります。
それというのも、縁あって津南にはちょくちょく行っていて、あの場所
あの人 と思い浮かぶからなのです。 ほんの先月はまだこの写真のようだったのですが。 ただこの時も、一緒になった人が「山の方は雪が降った」と口にするのを聞いて「ここがすでに十分山なのになぁ」と思ったのを覚えています。
P1 15-10-3 家電の儀式
さて、冷蔵庫を買ってみたものの正直なところこちらの配送の仕組みはどうなっているのか心配なところがありました。 私たちの乗ってきた車はワゴン車なので冷蔵庫でも詰めないことはありませんが、そうすると今度は人が乗れません。やり取りの中で配送してもらえることはわかったものの、話では何日か後になってしまう模様。 決まったとなると早くと思うのは人情。それに
今夜また熱が出たらどうしょう。日本に帰る日程のこともあるし…。 そんな事情を話したところ、何とか中一日でお願いできることになりました。
さてそのあとのことです。 支払いや届け先の話をと思ったら、ちゃんと機能するかどうかチェックしてからお買い上げ
となるんだそうでそのための時間が必要だというのです。 どの個体でも納品前に一度梱包をほどいてチェックをする。丁寧と言えば丁寧だけれど、一台事にチェックをしないとだめというのは、製品の信頼性の問題
ばらつきがあるという事なのか(その名残?)。いずれにしても、思わぬところで両国の違いを知ることができました。
環境によって重くもなれば軽くもなる
同じ程度の機能障害であっても環境の条件によって障がいの感じ方が異なる。
↓
置かれた環境によって障がいは重くもなれば軽くもなる。
人為的な悪い環境因子は取り除くべき
障害者権利条約
これは多少の文言の違い
言い回しが異なるという事はあっても、初めて耳にする言葉でも特別に珍しい考え方というわけでもなくなったのではないでしょうか。 ただ、この夏ごろ障害を持った子供の教育や福祉にかかわる雑誌の中で見つけた時その前後の文章との読み合わせで改めて印象に残り、最近も触れる機会があったものですから書き留めてみました。 もちろん実際に置かれ取り巻く環境は厳しいままというのが現状です。 でも、十分な環境の下では 生き
生活していくうえで“障害の範ちゅう”から外れているケースも多数ある。 教育や医療 生活していくうえでの制度保障の有る無しで、結果として生活の質が違がってくるという事は専門家の弁を待たずして、そして程度の違いはあるかもしれませんが多くの人の共通認識になってきたのかなぁと感じます。 だからこそ紛争地帯ではわざと身体に障害の残るようなことをしているんだと思います。 安定しない政情によって生まれた時から命の危険にさらされ、その後も十分な教育や医療を受けることができないままに命を失ったり幸福の追求ができない状態におかれたままの人・子どもたちが多くいること知るべきだと思っています。
2018年12月27日木曜日
この道はいつか来た道
忘れられた歴史は繰り返される
世界の情勢 とみに切迫さを増してきている日本の社会情勢を見ているとこの言葉の重みを一段と感じます。 だからこそ
こだわる事 忘れず伝えていくこと あきらめないこと の大切さを感じています。 つい先ごろネットのニュースで辺野古の土砂投入に関して「今になって反対と騒ぐ 云々」というものを目にして憤りを感じました。 「何を言っているんだ。ずぅっと反対してきたじゃないか。何度も何度も反対の意思を示しているのに、自分に都合が悪いものだから耳も目もふさいで日本を売り渡しているのは誰だ。実際に起こっていることを見ずに
今になって云々 とはいったい何だ。」と。
沖縄の辺野古を巡る様々な動き、そのほかの国民の圧倒的多数が苦労するばかりの今の政治・社会を見ていると、この道はいつか来た道
と思い当たることがたくさんあります。この言葉はほんとだなぁと思います。
2018年12月26日水曜日
P 15-10 家庭用の冷蔵庫があるだけで(氷がつくれるというだけで)商売ができる その2
買いに行ったお店は、家電製品だけでなく、タンスやベッドと言った大型家具から食器類、日用雑貨一般まで扱っている大型店でした。 そこでの金額表示は当然ながらフィリピン
ペソ。なので円換算しながら見て回りましたが、電気釜やガスレンジ 扇風機 2ドアクラスの冷蔵庫などは総じて日本より安い印象。 メーカーはおなじみ韓国のLGやサムスン、日本では昔ほど見かけなくなったフィリップス。ソニーも大きく名前が出ていました。 最初の印象で安いと思った小型家電は、色柄ですぐ中国とわかるものでした。 電気釜でも見比べてみると、蓋をただ載せるだけの中国メーカー製と圧力釜式の日本メーカーの物とで相当の値段の隔たりがありました。
冷蔵庫のコーナーは、容量と付加機能の違いでグループ分けされていました。 さすがに機能満載の大型冷蔵庫はそれなりのいい値段。一般的な2ドアクラスは、韓国と日本でも格安品で目にする中国製品ばかり、と思ったらあるじゃないですか日本のメーカー「サンヨー」が。 サイズも家のスペースを考えるとちょうどいい大きさ、省エネ
との表示も気に入りこれに決めました。
追伸 5歳の女の子は翌日(朝)何事もなかったようにケロッとしていました。暑さもあったし大勢お客様が来て興奮しただけだったのか、葉っぱの汁が効いたのかどうだったのでしょう。いずれにしても、感謝。
追伸 その2 サンヨーは関係の深いナショナル(パナソニック)に合併されたとはいえ、白物家電では結構なメーカーでしたからこれでと決めたのですが、後で思い出しましたけれど、ナショナルと合併の後ブランド名としての「サンヨー」は中国のハイアールに譲渡されていたんでした。 だからこの時の冷蔵庫はサンヨーとなっているけれど、作られたのもメーカーも中国でした。 ちなみに、日本より格段に見かけた車をはじめ韓国製品は結構いきわたっているようでしたが、こちらの人の口ぶりからするとどうも韓国製品のイメージは今一つのようです。
P15-10 家庭用の冷蔵庫があるだけで(氷がつくれるというだけで)商売ができる
明けて早速氷を買いに行きました。 行った先氷を売っている所はお店なんてものじゃなくて普通の家。小さな厚紙に「ICE FOR SALE」と書かれたものが金網に縛り付けられていなければ私にはわかりません。氷の他にも扱っているものがあるのかどうなのか。 さて氷。売っている氷は、太めのバナナが入るくらいのビニール袋に水を入れて口を堅く縛り凍らせただけのもの。「こんなの冷蔵庫さえあれば自分の家でできるじゃない」と思いました。商売で氷屋さんをやっている規模じゃなくて、ただ水を凍らせるだけでも商売になるという事を初めて知りました。
2018年12月22日土曜日
P 15-10 フィリピンの蚊取り線香 その二
「蚊」そのものがフィリピンにいないわけではありません、タガログ語にちゃんとその言葉があります。スペルはLamok。発音は最後のKは飲み込むようにッあるいはㇰとして ラモㇰッ。 日本語の く=KUの母音Uなしで子音のみを発音、ラモk。
彼女の実家の方にはいたそうです。私が滞在、回った辺りにはいなかったという事でしょうか、時期・季節なのか。屋混や泊った辺りとは明らかに雰囲気の違う辺りにも行ったのですが、一番は時期でしょうか。
改めて聞いてみると、いるのは6月頃のようです。私が行ったのは、10月と3月4月でした。
フィリピンの蚊取り線香
実際は他所にもいるんだけれど、虫・蚊に刺されるんじゃないかと気になり、ケニアの時は蚊取り線香を持っていき焚いたことを覚えています。移動中用には虫刺され予防のパッチを下着にTシャツの前に後ろに何枚も張ったことを覚えています。そのおかげかどうか 虫に刺されることはありませんでした。冬の日本から行って、わずかとはいえ赤道を超えましたので正確には乾季と言うべきなのでしょうが夏。藪がないわけでもなかったのですがナイロビもマサイマラも高原、暑いというより過ごしやすいくらいの気候環境だったせいでしょうか。ケニア第2の都市モンバサはもっと蒸し暑いという事でしたし、場所・条件によるところが大きかったのかもしれません。
初めてフィリピンに行くという時も貼るタイプの虫よけを持っていきました。同行の人は蚊取り線香を持っていきました。でも、蚊取り線香は私を安心させるためか一晩焚いただけ、忙しくて貼るタイミングを逃したパッチは結局一度も使いませんでした。 道中水田も溜池様のところも着いた先のビレッジ内に草の生えた所・広場もありましたけど、家の周りの道はみなコンクリート。その先はどうなっているのかわかりませんでしたけれど、手桶で水を流し込む式とはいえトイレは水洗。詰まった時はどうするのか心配になる、ところどころに穴が開いているだけで取り外しのできる蓋のない側溝(?)。 結果、虫に刺されることは全くありませんでした。
フィリピンにも渦巻の蚊取り線香があるそうです。その名もずばりKatol=カトォル。蚊取る という事でしょうね。戦前戦中の日本との関係から日本語がそのまま使われているものの一つでしょうか。メーカーは写真のBaygon=バイゴンの他にも沢山あるそうです。
2018年12月20日木曜日
卵ボーロ
「双子ちゃんの会」のクリスマス会が終わりました。今回私はスタッフとして音響の他に、たっぷりの電飾をセットさせてもらいました。小さな子たちの目にはどのように映った事でしょう。 キャストとしてはいつもの“あわてんぼうのサンタクロース”役。この歌5番まであって踊ってくださいと言われても結構大変なんです。~煙突のぞいて落っこちた~の下りでの前転も毎度のこととなるとどんなかなぁと思って今回はダンス・ステップを主にしてやってみました。でも普段練習してないもんだからみっともなかったんじゃないかなぁと赤面ものです。
表題のことはこれ。 帰りに子どもたちに配られたお菓子の詰め合わせを、私たちもお土産にどうぞともらったんですけどそれで驚きの事実が! と、これは少し大げさですが。 会場準備で朝食が早かった上に片づけをしてたらお昼になったこともあり、手伝ってくれた彼女がお菓子の詰め合わせの袋を開け
おかき 類をバリバリ食べだしてこういったのです「これフィリピンにもあるぅ」と。彼女がそう言ったのは「卵ボーロ」でした。 えーっと驚きながらも聞いてみたら、形だけでなく味もおんなじだそうでビックリでした。 フィリピンでの呼び方は大きさで言い分けていて、小さい方を「ポトシコ」大きい方を「ポトマサ」というそうです。 日本との関係はどうなんでしょうか。ほかの国々にもあるんでしょうか。色々な縁があるものです。
2018年12月15日土曜日
また強行採決安倍政権
また強引 一方的な安倍政権・与党による国会(運営)です。外国人労働者受け入れを目的とする「出入国管理法」の改定案が、安倍首相の外交日程に支障が出ないようにという理由を第一にして強行採決されました。
今後については、今の外国人労働者研修制度での悲惨な実態を知るにつけ憂いは増すばかりです。非正規雇用だけが増え、低賃金 悪い労働条件で働く日本人労働者よりさらにひどい条件で働かされそれは現代の奴隷労働とさえ言われています。
もともと人権意識
権利尊重に問題がある日本でこの法案が運用されていったらどんなことになるかと思います。 出生率の低下による高齢化率の高まり、社会保障 雇用問題による解消されない生活苦、これみんな今の安倍政権に原因のある事ばっかリじゃないですか。 先日も、日本国内向けには2国間の正式文書にはない言葉でだましたり。防衛・自衛のためだからとどこから見ても空母なのに呼び方を変えて本質を隠したり。そんなめちゃくちゃをしている安倍政権の指示率がなぜ今以上に下がらないのか理解できません。
この度の法案が運用されるようになったら、日本を知ってもらう好きになってもらうどころか、経済発展による国家間賃金格差の縮小の中日本を嫌いになって帰国する人続出じゃないでしょうか2018年12月11日火曜日
ねじれは悪い事?
アメリカ合衆国中間選挙が再集計や決選投票を経てようやく最終決着を見ました。それを伝える日本の報道には、トランプ大統領の与党共和党が多数を占める上院それに対して民主党が下院で多数を占めたことをとらえて“ねじれ”という言葉を使っていました。
“ねじれ” この言葉、このところの日本での使われ方を見てみると“良くないこと”というニュアンスで使われている風潮がありますが、果たしてそうなのでしょうか。 日本は議院内閣制なので、衆議院と参議院の中で優先される衆議院での指名(多数)で首相になれます。現在衆議院は小選挙区制のおかげで安倍政権与党が実力以上の議席を占めています。参議院も与党が多数となっています。が、以前は野党が多数でした。それをもって“ねじれ”という言い方が出てきたのです。
すぐれた作品、実は大人もみている子ども番組
アメリカに「セサミストリート」という番組があるように日本にも優れた番組がいくつもありますがその一つ「ピタゴラスィッチ」なら「ねじれ」ることに意味がありいかに有益で私たちの生活に役立っているかをわかりやすく見せてくれることだと思います。
閑話休題
衆議院と参議院で“ねじれが状態“解消され、選挙制度に助けられえ多数派となっている安倍政権が今行っていること。国会運営でいかに強引な運営がなされているか、十分な議論も野党や国民の話を聴かずここ何年も強引な運営
強行採決ばかりになったのはこの「ねじれが解消」されたからにほかなりません。 今は、提案した側が勝手に「もう十分に議論したから」と言って何度も強行採決をしていますが、以前はもういくらか時間をかけ丁寧な議論をしていたように思います。
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