初めて たっつあん の歌を聴いたのはもう40年余りも前のこと。
当時フォークソングはプロテストから始まって四畳半ソング、ニューミュージックとスタイルが変わってきていました。
そんなころに初めて聴いた たっつんの歌は「まだこんなスタイルで歌っている人がいるんだ」と言う感じ。
家族や自分の住む町のことを歌う歌は激しく歌い上げるものでもなく、なんだかボワーンとした印象。
その後 たっつあん にもその歌にも触れることなく何年かが過ぎました。
その間も たっつあん はスタイルを変えませんでした。
テクニック的には同じままではなかったと思いますけど、時代とともに変えていくのもやり方なら、時代が変わっても自分は変えないというのもやり方。
その後今のような縁ができたのは私が たっつあん の住む街に越してきてから、共に原発建設反対の運動にかかわってから。
この街に住むようになって、自然のすばらしさ、家族・子どもの事を自分でもいろいろ感じるようになってから。
そういうことで言うと たっつあん が変わったというよりは私の方がわかるようになった と言った方が正確かもしれません。
たっつあん は髪の毛の白さを増すほど、年を重ねるほどに一段と深くなってきたと感じています。
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