2013年3月19日火曜日

 スズキコージ原画展で再認識   思い続ける大切さ  

  
 いよいよ目前に迫った かのん の公演。
  私としては今日の日曜だって練習したいところだけどお休み。 だから続けられるメンバーもいるので、良くも悪くもこれがこのグループだよ、と言うところ。
 
 

 で、私は天気もいいし地元AMラジオのローカル情報コーナーで先日ほんと偶然耳にした、刈羽村での「スズキコージ原画展」に行くことにしました。

  スズキコ-ジ

  初めの出会いはもう何年前になるんだろう。
  おつきゆきえ さんの絵本の会 で「もけらもけら」 とともに出会いました。
  おつきさんは評価していましたけど、絵本の世界・業界(?)では異端扱い、評価が分かれているという話でした。
  ただし、子どもの指示は強いとも。  
 

 
 作品は確かに変わっている(!?) 
 色ずかいと言い発想と言い、特に話のつながり、展開・変わって行く所なんかはそれまでの“童話”とか“絵本” のイメージでいると多分に戸惑うだろうなぁと思いました。
  でも“子どもってこういう発想するよな”て思ったのを覚えています。

  そんな私でしたが、それでもなぜ 刈羽村でなのか が気になって。 この度は、作品を観たいという気持ちももちろんあったけれど なんでここでやろうとしたのかをぜひ訊いてみたいと思ったのです。
 東京(近郊)でも、新潟市でもなく長岡市でもない所でなんですよ。

  訊いてみました。 説明によると、ここは美術館じゃなくて図書館(そうでした!!)なので!学芸員もいなくていろんな企画は立てられない。
  企画自体は独自に立てているものではなくて出来合いの企画を持ってくる、だけど毎年一回原画展を続けている、でした。
  ここは美術館じゃない! 
 ちょっとびっくりしました そういわれてみると展示の仕方がとてもストレート。寸分の狂いもなく横一列に並んでいます、スペース的にもこれだけの作品数なのにこのスペース。部屋も普通の講座室。

 この度の企画、一人強く推す人がいたんだそうです。 こういうコアなファン。 惚れ込んで、思い続け、想い通すからこそ形になるんですね。このことの大切さを再認識しました。  

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