小林彰太郎 カーグラフィック誌名誉編集長が83歳で亡くなりました。
カーグラフィック(CG)誌は、数ある自動車紙誌の中では多分に趣を異にしてきた一冊でした。
CGはスイングジャーナルと共に、背表紙からして本の装丁が他とは違っていました。
一冊だけでも違いましたが、それが何冊も何年分もが整然と並んでいるとお店の格式自体が違って感じたものでした。
掲載する車は当時の日本の車とは性能も品質・完成度も別物、あこがれであり目標でもあったヨーロッパ車を主とした高性能・高品質の車の数々。
そしてただデーターや写真を載せるだけでなく、その車の生まれてくる背景、文化も併せて紹介していたのが違っていました。
少し背伸びして、大人の感じ。
そこに紹介される生活スタイルを素敵と思いあこがれました。
私が育つ過程において、幾人もの人
映画・写真
書籍 様々の影響を受けています。
小林彰太郎さんはそんな生活を体現して見せてくれた人だったんです。
生い立ちも含めて詳しいことはわからないことの方が多いけれど、その出自はそういう生活の出来る環境だったようです。
車を買うことのできるお金の有る無だけでない、生い立ち
生活環境
交友があった人でした。
素敵な大人でした。
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