2014年1月22日水曜日

名護市長選  民意は平和


この度の沖縄・名護市長選はほんとによかった。

新基地建設反対の人たちの勝利を遠く離れたこの地で祈っていました。

本来、世界で一番危険な基地とも言われる普天間基地返還はそれでまず行うべきもの。

年末の仲井間知事の埋め立て申請受入れ。一段と暴走の速度を上げている安倍政府のさらなる圧力の中での市長選でしたから尚更です。

 

けれど新基地建設をもくろむグループは結果を無視し、逆なでしてさっそく環境調査事業者選定に移っています。

選挙結果、勝ってたらこれが民意だ!と一段と“民意”を聞かずに強引に進めていたことでしょう。でも今回推進を訴えた候補は落選。そしたら今度はこの選挙結果がすべてではないと言い出しています。

国の成り立ちの根幹をなす憲法もなし崩し的に自分に都合のいいように解釈してしまっているグループとは言え、これまで何度も何度も新基地反対と言っているのに、そのたびに丁寧に説明し理解してもらうの一点張り。すでに何度もいらないと言っているのに聞く耳持たないから・元々相手の気持ちをよく聴いてからなんて思っていないんだからこういう都合のいい解釈をして、強引に進めていると言うことですね。

 

基地があって栄えるなら沖縄は日本の中で一番栄てきたはずです。

それを、新たな基地の建設反対を訴えている市長はこの4年だけ、それ以外は容認か推進がずっと続いてきた名護市で「発展してこなかったのは基地に反対するからだ」と言うのもおかしな話だと思いますよ。

それを、まさに降ってわいた政府・自民党からの「500億でいろんなものを建設して中心市街地ににぎわいを」と話しだしたんですからあきれますよね。

 

 これまでの他所での同様のケース、私自身の経験から言ってもそこが栄えるかどうかは降ってわいた大金ではなく自分たちがいかに地元を愛し相談し力を合わせられるかどうかです。だから賛成反対に別れバラバラでは発展するわけもないのです。

 

大金を持ったことのない人間が、いきなり大金を持たされても人生がおかしくなるだけです。

一時の大金に目のくらんだ人たちは 思考停止している と思います。

 

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