参加したコース(6月18日)は前回と同じ新発田市から新潟市北区・旧豊栄を経由して阿賀野市までのコース。思えば私はこれまでいくつのコースを歩いたでしょうか。何回、そして誰と戦争のない核兵器のない平和な世界を願い歩いてきたでしょうか。
今年は一段と参加者の年齢が上がったような印象がありました。新発田ではまだ働いている現役世代も幾人か参加していましたが、三つの街いずれも高齢化が進んでいると思いました。(補足すると、コース・町によっては参加人数も若い人の参加状況も違い、結果として印象も違います。)
特定秘密保護法 勝手に憲法解釈を変えて集団的自衛権をごり押ししようなどと社会情勢は一段と危なく混迷を深めてきています。そんな中、若い世代は労働環境の悪化で、思いがないわけではないけれど自分の抱える仕事もいっぱいいっぱい。それに、ほんとは次に継承していく責務のある世代も余裕をなくして、職場のみんなでやりくりしてでも誰か送り出そうというというのも困難になってきています。以前は、年齢が行けば程度の差はあれど誰でも身体の調子がおかしくなるのは仕方のないこと。医療制度も年金制度も後になってどんどん悪く変えられて生活がどんどん大変になり、毎日生きていくのが大変「年寄りも大変なのよ」と思っていたけど昨今は若い人も大変なのよ。
3年ほど途切れていた北海道から東京までの通し行進者が、私と同じように参加者の年齢が上がってきていると感じたのでしょうか集会挨拶で言っていました「平和行進が始まって57年がたった。57年継続してきた。これが力になるんです。」と。人ひとりの時間では変わらなくとも、正しいことはいずれ必ず変わります。たとえ一時大変でも継続していけば必ず変わると確信しています。
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