2014年6月16日月曜日

新潟革新懇総会(講演会)


新潟革新懇の総会に行ってきました。正確には、会員ではないので第1部の総会には参加しないで2部の記念講演を聞きに行ったということになりますが。(2014.6.8新潟中央区のクロスパルにて)

いろんな立場・考え方の人が幅広く具体的な要求・事柄で力を合わせてというのはいいことだと思います。そんなことで、昔からこの団体の理念は正しい(方向だ)と思い関心は持っていました。ただし、理念と実際のところはどうかというとまたいろいろというのが常、自分たちでなければ・中心でなければという印象がありました。その後変わってきたんでしょうか。確かに経験も実績も、個人レベルでも組織の点でも違うのは確かなことは私でもわかります。そんな団体・個人から見れば、運動の進め方、かかわる人の時間のかけ方・集中・活動形態なども物足りなく感じるんだろうなぁと想像に難くありません。逆の方からは、具体的な課題について考えることを第一に考えて、反共主義・反共宣伝の克服が必要なんでしょうね。

今回の集会も、資料を急きょ増し刷りするほど会場がいっぱいでした。私はこのたび初めて顔を出してみたんですが、これまではどうだったんでしょう、こんなに大勢参加していたんでしょうか。社会情勢、雰囲気も変わってきている中で、革新懇は今後どういう運動の進め方を想定・理想としているのでしょうか。

 

 講演は全国革新懇事務室長の乾友行さんを講師に「一点共闘」から統一戦線へ -革新懇運動の展望と課題を考える- と題して行われました。内容以前に、まあ全国あちこちの人・動きをよく知っているもんだと感心しました。 

 話はまず「~今の運動・社会情勢は激突の情勢だ~」と始まりました。「圧倒的な力の差のある関係を激突とは言わない、つまり今は拮抗状態になったとい言われているということはそういう存在になってきたということだ。」と話していました。確かに、このところの諸集会の人の集まり具合・熱気がいずれも以前とは違ってきているのを実感しているので力関係が変わってきているのは確かだと思います。

 具体的な一点でならできる・しようとこれまでの保守だ革新だという立場を超えて地域で要求ごとに共同するように変わってきた。しかし、一点での共闘だけだとどうしても反対という色彩が強くなるし限界がある。いまはそれにも気づき質的にも変わってきている… とたくさん話してくれました。

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