2010年7月11日日曜日

1-9-5 デザート指さすカミの人


 ナイロビ行きの飛行機の席は横に2-3-2の並び。私は進行方向に向かって左側の2の席の通路側。前後もそして全体も何となく狭いというかぎっしり。
 この便もエミレーッの職員は良い笑顔。男性は、背が高い低いの前に姿勢が良いし雰囲気もある。
 離陸そして飛行は順調。眼下は砂漠だ。
なんて言ったっけ、そう“デザート”だ。小話であったっけ。
エジプト旅行中の日本人が、バスの乗員にオシッコをしたいと話したらデザートデザートという。デザートがほしいんじゃなくてオシッコをしたいんだと何度言ってもデザートしか言わない。そうこうするうちに砂漠地帯に入りバスは止まった。 そう、乗員は食事の時のDessartではなく砂漠のDesertと言っていたのだった、という話し。

 私が窓側の人の肩越しに下の砂漠を見ているのに気づいたのか、Desertと指さしてくれる。アデンという地名も教えてくれた。
 チャイニーズ?と聞くのでジャパンと答えた。
昔はこんなことなかった。アジア人、特に極東のアジア人だともうどこの人だろうとジャパンだった。
 改めて機内を見渡してみると、さすがにアフリカ系の人が多いけれど、インドの人そして中国の人も大勢いるなぁ。
 中国のあらゆる面への進出を自分の肌で実感します。
ちなみに隣の人はカメルーンの人でした。
 最初“カミ”“カミ”と聞こえたのでどこの人だろうと思ったのですが、だんだん耳が慣れてきたのか“カミルン”と聞こえるようになって、日本で言うところのカメルーンの人とゆうことがわかりました。
このあと飛行時間約5時間のナイロビまでけっこういろんな話しをしました。
カメルーンは日本でもサッカーで有名なこと、ワールドカップのこと、私はどちらかとゆうとラグビーの方が好き… 単語もいくつか、ガルフ・アデン=アデン湾、山脈=マウンテンチェーン等々。
デザートに出されたフルーツムースにウォールナッツが入っていたんだけど、これがおいしいというので日本では“KURUMI”と言うんですよと絵を描いたり話したりしました。
 そうこうしているうちに飛行機はアデン湾からアフリカ・エチオピア上空を過ぎケニアに入った。

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