2010年7月25日日曜日

映画2題「フローズン・リバー」「トイストーリー3」




画2題
「フローズンリバー」(少し前になりますが)
 もともとは低予算作品の一本で、製作にも宣伝にもどんどん資金を投入して話題になる作品ではない。でもストーリーも作りも勝るとも劣らずの出来ばえ。
 人間として女性としての弱さと、母親としての強さと決断。結果としてそれが人間としての成長につながったところが良く描かれていたと思う。
 題名にもなっている気候の厳しさがいっそうストーリー展開を際立たせている。
 毎日の生活も人生も、もう充分に耐えがんばっている。でもがんばってもどうにもならない生活。映画としてはその辺りがよく描かれ伝わり見応えのある作品になっていたと思う。
 だがそれ以上に私の印象に残ったのは、人を老けさせるのは年齢ではなくて悲しみだと言うこと。
実際のところは、より一層そう見えるようにメイクをしているんだろうが、特に1ドルショップのパートの仕事に出かける前に口紅を引くところは際立っていた。
 それにしても俳優とはすごいものだ。

「トイストーリー3」
 こちらは話題にもなっているし予算もかけている作品。
 ディズニー、アメリカのこのての作品の作り方はいつも感心させられる。かわいくも切なさを感じさせ、友情・仲間・家族・家へ帰る・へこたれないという味付けがよおくきいていた。
 この作品がずうっと残ってとゆうことになるかどうかは別として、多くの作品作りに共通するこれらのテーマはしっかり生きていた。
 必ず見たほうがいいということではないけれど、どれを見ようか迷ったとき選んでも後悔はしない一本。

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