その集団・社会において大人として認められるための通過儀礼。もちろん日本にも昔からあります。
でもマサイのこの通過儀礼・エウノトは私の想像を大幅に超えたものでした。
何年もかけて、とか一生のうち何回にも分けて、そして行う内容も様々、いくつになったらとゆう形だけでなくて受けるに値するとまず認められて初めて受けられる等々、世界中に様々な形でこの通過儀礼は存在しています。
このマサイのエウノトも日本とは違う独特の約束ごとを持っていました。
・臨める年齢は何歳とはっきり決まっているのではなくて、受けるに値すると認められて初めてできること。
・エウノト自体も何年にもわたること。
・早い遅いだけでなく、体が弱いなどで受けられない人もいること。
・何歳になったらとゆうわけではなくて、幅のある"世代”といった方がイメージとして近いこと。
・この集団が、同期のグループとして持ち上がっていき、大きな役割を担っていくこと。
このエウノトで、マサイの伝統、立ち居振る舞い自然の中で生きていく知恵・技術、気力・体力を鍛えられ、受け継いでいくわけだ。
そして、最後の儀式として、ライオンを槍でしとめるとゆう難関が待ちかまえている。
なにが難関て。ライオンと戦うのはもちろん大変なことだけれど、現在ライオンは保護動物になっているので、レンジャーに見つかると罰せられるのです。
その罰とゆうのが、戦士の間伸ばしていた髪の毛を切るとゆうものだそうです。
だからこそ罰になるのでしょうが、それは大変な辱めで、そうされた戦士は自ら死を選ぶとゆうこともあるのだそうです。
レンジャーもマサイ族とゆう時は、大変だろうなあ、複雑だろうなぁ、と想像に難くない。
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