結果としてたくさん観ているんだけれど元々はそれほど好きでもないメリル・ストリープ。今回もそのパターン。観ようと思っていた作品の主演が彼女だったのです。彼女の出演作品の選択に似通ったところがあるのかもしれませんね。字幕の戸田奈津子さんもそういうところがあります。
今回この作品を観ようと思ったきっかけは昨年の「英国王のスピーチ」とも関係してるかなぁ。こちら主演のコリン・ファースはかわいそうなくらいでした。 話題にはなったけど映画としては今回のサッチャーの方がいい出来だと思いました。
今の時代ですからメイクでいかようにもというところはあるけれどやっぱり演技力かなぁ。今のマーガレット・サッチャーさんを知って(見て)いるわけではないのですが、こんなふうに歳を重ねてきているんだろうなぁと自然に受け入れられました。
「マリリン・モンロー7日間の恋い」
そっくりさんが出て来ての際物かと観るつもりはありませんでした。
ところが、たまたま目にした主演のミシェル・ウイリアムズの紹介記事。そこに乗っていた写真の彼女はそっくりさんではありませんでした。(映画を離れているんだから当然かもしれませんが)
それで逆にどんな作品なのか観てみたくなったのです。
映画の彼女は、ほくろ はちゃんとついているし似せていないわけではないけれどそっくりサンではありませんでした。 今のメイク技術ならそっくりにすることだって不可能ではないのに。
だけど観ていたらそこにモンローがいたんです。見えてきたんです。
びっくり。
印象に残っているシーン。 周りの“期待”に応えて「彼女になるわよ」と言ってマリリン・モンローになるところ・演じたところ。
これまでの、マリリン・モンロー主演作品はもちろん、内幕もののどれとも違う切り口、深さまで切り込んだ作品だったように感じました。
思わぬ拾い物の一本でした。
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