ソウル特別市の第一印象は、車線数のある幅広でよく整備された高速道路と自動車専用道路、そして幹線道路。高層ビルのたち並ぶ近代的な都市。想像以上に川幅の広いまさに大河というにふさわしい漢江の存在です。ちなみに現在この漢江には28本もの橋が架かっているということです。
その後ソウル市内を回るようになり目にした細い小路や坂の上のほうまで居並ぶ建物、荷物を積んだ荷車の並ぶ街並みはこれまで目にしてきた韓国映画そのもの。それらはいずれもごみの落ちていない綺麗な道でした。
李さんに教えてもらったことによると、韓国全体の人口は4500万。そのうちソウル特別市に1100万。ソウルを囲む衛星都市に1000万の人たちが住んでいるそうです。面積的には東京の⅓だそうです。
東京の人口はもう少し多いけれど、そう考えるとソウルは東京の約3倍の人口密度! 人口密集度がこれだけ高ければ高層ビルも必要になるというものでしょう。
移動の際私自身の感覚としても感じましたけど、ソウルは山々に囲まれた盆地様の土地だそうです。だから傾斜地の上のほうにまで建物があり、人口集中と技術の進歩が合わさり高層ビルが次々と建てられていくという構図になっているのでしょう。
日本も東京オリンピックを節目に大きく変わりましたけど、韓国・ソウルも88・パルパルオリンピックがその景観を変える大きな節目になったのでしょうか。ここ30年かもう少しで景観が大きく変わってきたということでしょうか。
漢江川岸には立派な道路が走っていました。橋なら当然のことですが、河の中にはみ出して柱を立てて作られている道路もありました。そこには理由があって、北朝鮮が漢江を伝って攻めて来たらこレらを河に落として防壁とするんだそうです。
立派だなぁなんて見た目、よその国の人間が想像するだけではわからないことがいろいろあるもんですね。
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