2014年9月19日金曜日

恐るべし 高校生バンド Jazz Hornets


UP BEAT JAZZ ORCHESTRA38回 コンサート(913)に行ってきました。
毎年欠かさずおこなっている地元でのコンサート、もう38回目になったんですねぇ。演奏はアンコール曲・なじんだ曲と本編の何曲かとの落差を感じました。仕事をしながら、なかなかそろっての練習の時間が取れない社会人、それが演奏に正直に出ていたように感じました。
アンコールで披露された曲はたびたび聴いている曲で、音量も勢いも音の厚みもあってよかったと思います。やっぱり回数なんでしょうか。ただ、よく言えばのびのびとも言えるけど、同時に安心しきってというか、慣れているものだから思いっきり吹くだけになっているようなところもありました。 気を付けないと、ほっとしてしまってこうなりがちなんですよね。
 
 
当日のコンサートの特筆は、前座を務めた高校生バンド Jazz Hornets
すべてにおいてよく練習していると思いました。高校生は高校生として大変なことがいっぱいあるんだけど、社会人バンドのUP BEAT JAZZ ORCHESTRAの人たちよりは個々の時間も集まる条件もあるんだと思います。 時間があるから練習すると限ったものではありませんけど、Jazz Hornetsのメンバーはその条件を生かしていると感じさせる演奏を聴かせてくれました。個々のテクニック(手数) 、明るさ・のびのびイキイキ・瞬発力・勢い・力強さ・音の厚み、いずれもびっくりしました。 たんなる軽音楽部、高校生レベルじゃないと思いました。
と同時に感じたのが、でも一番は指揮者・指導者(この場合は顧問?)ということ。バンドとかJAZZのイメージがあるんだと思うんです。よくわかっている、イメージがちゃんとあってそこを目指して練習し演奏していたんだと思いました。
恐るべし 高校生バンド Jazz Hornets
 
当日はゲストとして、ボーカルにRENAさん、ボサ・コルディオンの田中トシユキさんが参加していました。
RENAさん、一緒に行った人の評価は「なかなかいいねぇ」。3曲歌で参加してくれたんだけど私としては、今夜の3曲だけでは何ともなぁという感じ。それというのは、バンド・舞台全体のバランス、音作りということで音響の人がもう少しうまかったらなぁと感じたところも大きかったかな。
田中さんは多彩な人ですねぇ。洒落たスタイルでいつも楽しませてくれるボサ・コルディオンの田中さん、今回はクラリネットで参加でした。ゆとり、安心安定感のある演奏を披露してくれました
 
終わりに一言。今すごい!ということとは別に、継続していることは意義のある事。新たな刺激を得てUP BEAT JAZZ ORCHESTRAの次のコンサートを楽しみにしています。

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