後のこともあるし、群から離れた林の中に移動する。
山羊は左側を下にして横たえられ、背側から目・鼻・口をジャクソンさん、後ろ足をもう一人が押さえる。
意識してではないかもしれないが、二人はそろって離れた方向を見るとはなしに向いている。
山羊は二人が上手に押さえているせいか、少し離れてみている分にはもがいている感じは見受けられなかった。
押さえている二人には、山羊の生きようとする動きが伝わっていただろうが。
すごく静かな数分間がたった。
元々騒音など聞こえてこない場所の上に、こちらも息を呑んで立っていたので。
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