2011年7月18日月曜日

一律15%節電 夏休みの課題にするには考えが足りません

新潟の妙高小学校で夏休みの課題として、8月の電気使用量を15%減らす、というのが出されたそうです。 

 15%という数字はあちこちですっかり定着しています。
でもこの場合はどうなんでしょうか。

 やってみるとわかります。
 取り組んだ当初がグンッと節電効果が出るんですよ。それまでの“ムダ”をカットできるので。でも努めれば努めるほど、継続しているほどその余地がなくなるんです。

 だからどうでしょうかねぇ。

 子どもたちの家庭もさまざまだと思います。
すでに取り組んでいた家庭、積極的だった家ほどその余地がないんです。
これまで何もしていなかったところは結果がでると思いますが、すでに取り組んでいたところは難しいでしょうねぇ。
 

 時流には乗ったかもしれないけど、先生たちによる余りに短絡的な、夏休みの課題だと思いますね。15%に届かなかったらどう対応するつもりでいるんでしょうねぇ。

 基数がちがうんですから、これまでの取り組み方がさまざまなんですから、それで一律に課題を出すとはねぇ。

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