2011年9月13日火曜日

最上級の言い方   もしかして星の数が数えられても・・・


  一般的に、とても多いことを表す言い方に、実際にどれだけ多いか大きいか数字で伝え、そしてそれ以上に多い大きいをつたえたい表したい時は「数え切れない」とか「星の数ほど」と言ったり(実はこれ自体が数えられないという意味を持っている)「無限の」と言ってその多さを表します。
この言い方は、いわばいかに多いかを伝えるときの最上級の言い方ということでしょうか。


ちなみに、すばらしさを伝えるときの最上級は、それ自体がどのようにどれくらいとか、○○のようにと例えたり、それでも足りないときは「口で言い表せないくらい」とか「絵にも描けない」とかになりますね。

以前 歌いながら大きなものを言うゲームをしたことがありました。前の人が言ったものを受けて、ゾウとか鯨とか船とか前の人が言ったものよりこっちの方が大きいぞ!という物を言っていくんです。最終的にみんなが一様に納得する宇宙とか最強の愛がでて終わりと言うことが多いでしょうかね。
ところがその日は結構早い順番のうちに“愛”親、母親の愛だったかなぁ、がでちゃったんですよ。
誰もそれ以上の物を思いつかなかったんだったかなぁ、そのゲームはそこまでだったような。



ところがですよ。そのまた上の言い方があったんですよ。びっくりしましたよー。


先日夏川りみの出ていたソングスを観ていたら、そこで紹介歌われた「てぃんさぐの花」の中に、これまで数え切れない物とされ、それ故に大きな物すばらしいものを表すとされていた星の数を「もしかしたら星の数は数えられるかもしれないが・・・」と歌っているんです。


「あの無数に輝く星、その星はもしかしたら数えられるかもしれないが親の愛 教えは数え切れないんだよ」と歌っているんです。

一度数え切れないものとしておいて、でもそんなに限りのない物でももしかしたら数えられるかもしれない。親の教えは、普通には数えられないほど多い星の数、でもその星でさえもしかしたら数えられるかもしれない、それ以上なんだよ、と。

この発想。この逆転ともいえる発想があつたとは。

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