2011年9月27日火曜日

望ましい組織形態 人と人のつながり方とは  (大震災支援活動の時に)


3月東北関東大震災の支援活動を坂総合病院で行っているときに感じたこと、気づいたことです。
組織が大きくなれば、例え有能な人だとしても一人の人がいくつもの分野を受け持ち指示を出していくのは実際問題困難だし。組織にとってもよくないこと。

支援活動をする中受け入れ先の人たちの動きを見ていて、組織として、どのような人と人のつながり、形が良いのかに思いが行ったのです。
それで私思ったんですけど、例えるならば傘の形が良いと。



傘のように、心棒となる骨があって(人 理念 目的)そこから何本もの骨が360度延びている。
この、周りに延びている骨が、組織で言えばサブリーダー。重要ですよね。 
心棒が大事なのはもちろんですが。 傘においてはこの骨、組織においてはこのサブリーダーが居て、しっかりしていないとちゃんとした組織にはなりません。
そしてこの骨と骨の間を、傘のように面で大勢の仲間がつなぎ、ほかの骨・サブリーダーとをつないでいる形がいいと思います。

心棒・リーダーとしてはすべてを自分の監督下に置こうとするのではなく、思い切って権限を委譲し伸び伸びとさせる。首輪のひもを長くするのです。
組織の理念 目的の共有、研修(失敗を認めることも含めて)も必要ですね。

坂総合病院の職員の動きを見ていて、よく研修しているなと思いました。思い切って抜擢して育てているなと感じました。
対して私が属しているところは、みんなの頑張り(我慢)もあって規模的にはずいぶん大きくなってきたと思います。故に、組織的課題も拡大してきたと言えます。
こちらのは例えて言うならば、太くしっかりしているかもしれないけれど、棒に縛り付けられた糸が延びている形ですね。
棒から直接糸がつながれている、十分なサブリーダーが育っていなくて糸と糸の間も面でつながっていない状態ですね。

0 件のコメント: