2011年9月19日月曜日

期間更新から映画レンタル 軍服の色 軍隊は建設会社じゃない  連想したことを備忘録的に


3.19東北自動車道安達太良SAに停まる民間と自衛隊双方の大震災支援車両
  レンタルビデオ店の会員カード更新手続きをしてきました。
一頃は毎週のようにレンタル店をのぞきに行っていたのになにがきっかけだったのかパタッと足が遠のいていたのでほんと久しぶり。
更新には、2枚借りたら一枚ただの得点がついていたので(上手ですよね!)久しぶりに各棚の間を巡り2枚(!)借りました。一枚は韓国映画の「ハーモニー/心をつなぐ歌」もう一本は「シスター・スマイル/ドミニクの歌」。
ハーモニーは、決して良いことではないとわかっていながらも犯してしまった犯罪。死刑の人もいる女性刑務所内で、更正のための取り組みとしての合唱団が結成され団もそこに参加するメンバーも自分を見つめ変わっていくところを描いた映画です。ラストで死刑執行(そのシーン自体を見せているわけではありませんが誰が見てもそうだと想起させます)を描くところは少し後味が悪いところですが。
日常の私の行動範囲ではかからなかった一本、前々から気になっていた一本でした。
合唱“団”だから大勢のメンバーが関わるのは当然だし、そのみんなに人生があるわけだから、誰の人生を取り上げるかどこまで取り上げるかの取捨選択は難しいところ。今回取り上げられた人生も皆一本の映画になるような内容重みのあるもの。そういうことで言うとたぶんに端折られた感じがしないでもありませんが、でている人たちみんなもなりきって熱演、女性ならではの母として女性として少女として生きていく難しさも描かれ観ていて共感の涙が何度もでました。

掘り出し物があるときもあるので、たまにのぞくようにしている中古販売のところも久しぶりにのぞいてみました。
ここは別に2枚という必要はなかったんだけど結果として2枚手に入れました。
一枚は小津安二郎監督の「晩春」 もう一枚はベトナム映画の「ベトナム激戦史1967/攻防ケサン基地」。
「晩春」は評判以上に見応えのある作品でした。全体を通して個々の俳優も皆すばらしいんだけど、特に書いておきたいのは原節子の演技、目・表情ですね。鬼気迫るという言葉を使ってもいいくらいぞぞっとしましたね。原節子のすごさを再認識しました。
ベトナム映画の方は、この映画が観たかったから前から知っていたからという作品ではなかったんですが、普段なかなか目にすることのできないベトナムの作品と言うことで購入しておこうと思ったのです。それに値段も360円という値段でしたしね。



このつながりで今日ここに書き留めておきたいのは各時代の“兵服”の色の変遷についてです。


第2次世界大戦前は日本軍。
日本にいるとどうしてもアメリカに関しての情報が多くなるので第2次世界大戦後はアメリカ合衆国の軍隊の兵服の色(柄)、対した国の平服の色について。


日露戦争の時の日本兵の軍服の色はシベリアの 国土・黒土、永久凍土、土の色に合わせて黒。
中国大陸での日本軍の平服の色は黄土に合わせた色。


イギリス軍、インド亜大陸の兵服=カーキ。
イギリスとの関係もあるのでしょう。第2字世界大戦、ヨーロッパ アフリカ地中海寄りの戦いでの軍服もどうようかな。


ベトナム戦争の時のアメリカ軍の軍服の色、緑を基調とした迷彩柄。その後中東を舞台とした軍服の色、サンドベージュを基調とした迷彩柄。べトコンと呼ばれていた南ベトナム人民解放軍は黒。北ベトナム正規軍は緑。ベトナムのほかの作品でも見るたびいつも感じるのがなんと“緑”の多い国だろうか!ということ。軍服というのは引っかかるけど必然だったんでしょうね。

もちろんこれだけじゃなく、雪の山岳地帯では白の迷彩色、ナチスの軍服もいろいろあったようだし、任地 軍務 地位でも様々。
頭に浮かんだものを備忘録的に。



世界では軍隊を亡くした国だってある中で、残念ながら多くの国は軍隊を持ち続けています。
日本の自衛隊の個々の自衛隊員の災害時の働きは記憶にとどめられるべきものだと思っています。けれど災害時の土木作業、物資輸送などは軍隊の本来の役割ではありません。軍隊の本来の目的は建設業でも運送業でもないのですから。

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