今日新しく処方された薬の反応で口は激しく乾き吐き気も強くなる一方、ぐったりと具合が悪く、開演早々帰ってしまったFさんのことが気になりながらも一人残った私は、限られた時間で精いっぱい考えて決めたその気持ち・ボールを、キャッチボールのように彼女にパスできたことで肩の荷が下りた気持ちでした。
彼女はそのボール・想いを、「嬉しい」と言ってキャッチしてくれたんだからちょっとした“空中浮遊”状態でしたよ、気持ちとしては。
そしてラフールさんの公演を終え帰宅。
これからのおつきあいに、ちょっとの不安と大きな喜びを感じ高揚状態で横になりました。と言っても、気が高ぶってよく眠れませんでしたが。
その頃、彼女も私とは別の意味でよく眠れなかったようです。
私が、気が高ぶって眠れずにいる同じとき、彼女はその不安な気持ちをEメールで発信していました。
私がスローイングしたボールを体調の良くない状態でキャッチし、予期しない進展に 戸惑いながら、おそらくは一晩中。 日が変わってからも、朝を迎えるまでもたくさん考えていたんだと思います。
まんじりともせず迎えた8月7日の朝、私は受信トレイにFさんからの2通のEメールを見つけました。
一通は昨夜のうちに発信されたEメール。
そこには、私の申し出を嬉しく思いながらも不安な想いがわいてきているということが書いてありました。
二通目は7日朝に発信されたEメール。
そのEメールは、7月7日以来8月6日までの感じと雰囲気が違っていました。
おそらく一晩中考えた気持ちを書き出したEメール。
この8月7日朝に送信されたEメールの感じは急変。
オセロゲームのようにパタパタパタと一気に裏がえった印象。
時間の経過とともに変わる、彼女の想いが見えてくるEメール。
不安で そして 耐えられなくなり 逃げ出す、こんな気持ちにまでさせてしまった私は、たくさん考えたし良かれと思ってだとしてもなんてことをしてしまったのか。
あまりの急展開にどうしたらいいのかなすすべもなく無為に時間が過ぎていきます。
そこへ来たもう一通のEメール。
そこにあった私が最も嫌いな言葉 ~逃げる私を~ が目に飛び込んできました。心をずたずたにしてしまいました。
激しく動揺し訳が分からなくなってしまいました。
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