東ではあるけれどアフリカの音楽で、ちょうど夏前にお隣のルワンダのグループのコンサートも聴きに行っていたので。
2000人入る会場がいっぱい。かかわっている人の話では「あまり反響がなくて心配です」との事だったのですがこのすごい人出。同じTシャツを身にまとったいろんな世代の人もすごく大勢。ホワイエでは地元ゴスペルグループのミニコンサートの周りに人だかりが。
とにかく、大成功でほっとする。
さてコンサート。
一曲目、出だしを聴いて、なんだこれ!。2曲目3曲目を聴いて確信。
これはだめだ。一生懸命なのはわかるし、初々しくてそれはそれでいいのかもしれないけど、これで世界を回ってるのぉ~、て感じ。
ところが聴衆の乗りがすごい。今度は別の意味で「これはいったい何なんだ!」
かかわっている人、その周りの人たちの、今まで準備に苦労してやっとここまで来た、というその思いが一気に爆発している感じ。
この感じが伝わってきて、私までなにやら感情が高ぶってしまいました。
その後も、チラシやパンフでユース・メンバーもいることが書いてあったのでそちらに期待して待っていたんだけど、音楽的には最後まで満足するようなものは聴けませんでした。
でもラストのほうでわかりましたよ。
開演前も舞台のスクリーンにいろいろ映し出されていて、これは“WATOTO”を紹介してくれているんだな、と思ってみていました。でもコンサートの終わりに映し出されたのは“ミッション”とミッションを感じ行動している人のメッセージ。
紹介されている 話し 映像 子どもたちのメッセージも、ある意味確信をもち使命を感じているものばかり。これはこれで素晴らしいことなんだけど、迷いが無さすぎるというかすごすぎるというか。ちょっとね。
この考え方、グループのやっていることはそれはそれで立派なことをやっていると充分わかりました。でも他の考え方、やり方をどう見ているのか、というようなことが少し気になりました。
でも、これは伝道集会なんだと取ればすべて腑に落ちます。
コンサートが主なんではなくて、このメッセージ、そしてこの行いを伝えることが主なんだと。
だとすれば、このグループのレベルでも、観衆がこんなに熱気に包まれるということを考えれば充分に働きをなしているんだと。
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