“記憶”ってなんだろう、どういう仕組みになっているんだろう?ということがつい最近ありました。
いつもと違う用があって普段通らない道を普段の生活リズムで行けば通らない時間帯にその道を運転していた時のことです。
ゴスペルクラスで一緒の人が、反対車線でちょうど信号が変わってお互い加速していくところだからほんのわずかの間でしたけど見えたのです。
あちらは全然気づかないようでしたが、私にはすれ違い走り去る車の中にいる彼女にスポットライトが当たって明るく見えたんです。スローモーションで。
間違いないと思ったけど。
時間といい、聞いていた職場 住んでいる所とも離れた場所だし、何より前乗っているのを見た車と違います。
着こんだ白いTシャツ。完全に下げ開けきったウインドー。片肘をかけているような運転姿勢。なんか雰囲気も違います。
Eメールを送って確かめてみたら「その時走ってました」と。
すごい!!
まッ これだけでも大したものだと思います。
だけど今回人の記憶の不思議さ すごさを感じたのは、この4~5年思い出すことの全くなかった情景が突然よみがえってきたからなのです。
突然フラッシュバックしてきたその記憶は、今回と同じ代の車で色も同じ、窓を完全に開けきり、着こんだ白いTシャツ着て、まっすぐ前を見て真剣な表情で運転。
その時は、以前同じところで働いていた女性だと思いました。
学校に入り直し作業療法士になって戻ってきてこのあたりのグループホームに勤めていると聞いていたのでてっきりそう思いました。
ただ、それっきり。
すっかり忘れていました。
それがいきなりですよ!
「以前同じ情景がありましたよ」と突然記憶が引き出されてきたのです。
びっくりしましたよ
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