2012年7月21日土曜日

“歯切れの悪さ”が反って多くのことを教えてくれました。

  福島第1原発から50㎞ほど離れた診療所で働く医師を招いての学習会に参加してきました。


  今日と同じグループが企画する学習会は昨年に続いて2回目。

 昨年は福井の人でした。
 資料の取捨選択、紹介の仕方、論調いずれも無理を承知で比べてみれば昨年の方かなぁ。
 話を聞いていてもなんか歯切れも悪かったし。

 でもわかったんです。
県民性、そして個人差もあるでしょう。
 けど一番は、現在進行で原発事故・放射能が放出され続けているところで仕事をし生活し続けているから。

 確かに、本当のところが科学的にも時間軸的にもこれまでの年数ではまだわからないことがたくさんあります。
 自分の周りに、顔も名前もわかる立場 考えをいつにする人がいるでしょうね。
 一つ一つの情報に一喜一憂する人も大勢いるでしょう。
 嘘をつくわけでも、良心をごまかすわけでもありませんが、言葉には慎重になるでしょうね。

 今ここで話してくれている人は、その場にいるからこその困難さを抱えているということがよくわかりました。

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