2012年7月24日火曜日

アメリカ合衆国軍はオスプレイでルビコン川を渡ってしまった


嘉数高台から望む普天間基地
  「あの時がターニングポイントだったかなぁ」と後々思うことになるのがこの度のアメリカ合衆国軍によるオスプレイの岩国搬入かもしれない。


 ある意味ルビコン川を渡ってしまったんじゃないだろうか。



 反対をしても、交渉しようとしてもそれ以前、聞く耳を持たない。



 この前嘉手納で会っていろいろ話をした沖縄のカメラマン。

 「生まれた時から周りに基地があって、そういうものだと思っていた。安保はなくなりませんよ。でも地位協定で変えていかなければだめだね。」と私に話してくれました。

 なんで安保反対と言わないのか、と新潟に暮らす私の顔に出てしまったかもしれません。

 でも。沖縄に生まれ、基地に囲まれて生活している人の現実はこうなのかもしれない。



 取り決め上は通告すれば1年後に自動的に安保はなくなるのかもしれない。
 けれど実際に沖縄に暮らす人にとっては、交渉によって日米地位協定を見直していくというのが現実的なことなんだと知らされたやり取りになりました。


 だけどこの度のように“交渉”、話し合いができないとなるとどうでしょう。

 私には、仲井間知事の「~次は全基地撤廃が要求になる」発言が将来を予測しているように聞こえてきます。

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