2012年9月13日木曜日

1-15-67・68  ナイロビ最後の夜


 “だいたい何時ころ”(何時にではない!)と迎えを頼んでおいた先ほどの白いカローラがやって来て、エチオピア料理のお店を後にします。




 気温や風の変化、自分の目でこれくらい暗くなったから今何時ころという私の皮膚感覚と、時計の示す時間との関係がケニア・ナイロビと日本とでは違うんでしょうね。

 相変わらず、私の感覚としての“時間”と時計上の時間の刻み方が同じような感じがしません。



 帰りの道は渋滞状態。

 泥で汚れた車、思わずカメラのシャッターを押してしまう個性豊かな“表情”をした車がいっぱいです。

 車間が少しでも空いていればまず鼻先を突き出して車列に入ろうとする車が多いのは変わりません。

 こんな道路状態 運転状況だけれど、ロータリーの真ん中の台の上に展示(!?)されていた事故車両以外は一台も事故車両を目にしてこなかったけれど、ついに事故現場に遭遇。

 事故車は、ボデイがボコッと凹みボンネットも大きく上に口を開け、エンジンルーム ラジエーターの裏側 奥の方までのぞけます。

 脇から強引に合流しようとして事故を起こしてしまったのでしょうか。
乗っていた人は大したことがないといいのですが。



 油分でフロントウインドウが汚れているのでしょうか。

 前に連なる車のテールランプがずうっと先の方まで赤い光跡を描いています。

 ホテルまではもうどれくらいでしょうか…

 さっきより、みんな物静か。



 こうしてナイロビ最後の夜が過ぎていきます。

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