2012年9月22日土曜日

言うべきは 「原発ゼロなら 産業界に打撃」 じゃないでしょ



「鉄鋼、石油化学など主要製造業の業界団体トップから20日、原発稼働をゼロにした場合の負担増を懸念する発言が相次いだ。政府が2030年代の原発稼働ゼロを目指す政策に修正の余地を残したのを機に、見直しムードを高めたいとの思いがにじむ。 以下割愛 」                          

 日経新聞 2012年9月21日(金曜日)    
                    10面



 私はこの囲み記事の中見出し「原発ゼロなら 産業界に打撃」に目を奪われました。

どこをどうしたらこんなひどい 脅し が言えるのでしょうか。

 広島・長崎 ビキニ、そしてほんの昨年の福島をどう受け止めているのでしょうか。



 大見出として「鉄鋼2万人減」 「石化500億円負担増」 も書かれていました。

 すでにそれ以上の首切りしてるし、国外に工場を移転してるじゃない。

500億円の負担増なんて言いながら内部留保という名のもうけは増える一方じゃない。

首切りと賃下げがそれだけ熾烈と言うことですね。

 本業を伸ばすことをしないで、こんなリストラ一辺倒の縮小では早々に行き詰まるのはわかっているだろうに。

 何おかいわんや !! ですよ。



 人間としての見識を疑います。

 それに加えて、各企業・企業団体の社長・会長としての発言と言うことを考えると、社会の中で責任を果たしていないのはもちろんの事、それ以前の社会性の認識が全くないことにびっくり。呆れ果ててしまいます。

 本来なら「大企業・企業団体の代表を務めるほどの人だからさすがですねぇ」と個人としても企業・社会人としても私たちの規範になってもおかしくないはずの人たちだったのにねぇ。



 最初に戻るけど、私に言わせれば ・原発ゼロなら産業界に打撃 はこの場合
                       ・原発事故なら日本に打撃 ! 
                                          と言うべきですよ。

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