最後にでてくる、飛び降りた主人公の下敷きになりけがをした占い師の女性。
病院で「自分のことはわからなかったのかい?」と聞かれほんの一瞬の間をおいて「わかっていたのかもしれない」と答えたのが印象に残っています。
占い師でなくとも、 わかる! とはっきりしたものでなくとも、何となく感じる ということはあると思います。
意識して、積極的にそうしようとしたわけではないけれど、そうなってしまったというか、水が低い方に流れていくようにというか、いくつもの偶然の積み重ねが導いていく運命(奇跡)という物が確かにあるということを感じました。
その存在を感じました。
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