2012年3月19日月曜日

再稼働の了解は10㎞  事故の時の対策範囲は30㎞  話がおかしくない!?

生きていると人間の思慮だけでは理解のできない不思議なこともままあります。




 でもこのことは人のやっていることなのにどうにもわからない。どうにも不思議で理解できません。

 それは、東京電力福島第1原発事故の放射能汚染の広がりは “10㎞” という数字では収まらないのに「原発再稼働の了解を得ればいいのは原発周辺半径10㎞までの自治体でいい」 という考え方。

 広がりの形だって実際の広がり方は同心円状ではなく風向きや地形によって変形しているのに。



 

 そしてもっと理解を妨げているのが「原子力発電所の事故に備えて事前に対策をとる防災対策重点地域=EPZを、これまでの半径8~10㎞から半径30㎞に拡大する」とした(原子力安全委員会専門部会)ということ。

 防災対策重点地域は30㎞なのに、了解は10㎞まででいいの!?

 話・数字に整合性がないと思うんだけど。不思議ですよねぇ。

 責任のある 政府・原子力安全委員会・保安院 には正しい決断を強く望みます。

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