2014年12月19日金曜日

大寒波に思う


一昨日の天気予報で「この冬一番の大寒波が来る 不要不急の人は外出を控えるように」とのアナウンスが流れるほどの大寒波に覆われています。 いよいよこのあたりでも外気温がマイナスを示すようになりさすがに寒い。

 

そんな中、二日ほど暖房をつけず布団にもぐりこんで耐えていました。 というのはこの時期になると新聞の読者投稿欄に、年末特有の生活の苦しさ・しずらさから載る投稿を試してみたのです。それは、インフレで価値が下がるだけでなく実際に年金が減らされ、

電気・石油代の節約倹約のために暖房器具を使わない・我慢する、たとえつけても最小にしてその代り布団にくるまって一日を過ごしている人たち、それを試してみたのです。

実際に丸々一日半、前の晩からのことを考え合わせれば約二日布団にくるまっていました。夜中や朝方にのどが渇いたり脱水にならないように多少の水分を枕元に用意して。

結果、確かにストーブを一切付けずに過ごすことができました。でも室温は5度6度、布団から出るとすごく寒いのでお便所に行くのも我慢してしまう。オシッコに行くときの寒さのことを考えて自然と水分補給を控えるようにもなりました。でもこのように水分を控えていると脳梗塞を起こすかもしれない、腎機能的にも悪影響を及ぼす。体はお布団にくるまれて暖かくても、呼吸する空気は非常な低温状態、体の内部から低体温状態になってしまう。体の各部の硬縮も進む。

その行き着くところは、人間としてのと生命そして社会活動にも悪影響を及ぼすと知りました。

 

今の日本、年金暮らしの人も小さい子を抱えている人もみんな必死に生きています。何にも悪いことをしていない人なのにこの生活苦 生き辛さ。 繰り返す餓死や孤独死。 冬の寒さは自然・天災だとしてもこの生活実態は政治の無策、人災だと思います。 この人災、まっとうな人に対する仕打ちは人の道に反すると思います。 人道上このままにしておいてはいけないことだと思います。

気温が下がるのは冬だから仕方がない、でもみんながもっと暖かく健康的に暮らせる そういう社会であってほしい。

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