こちらはマンゴーを結構口にするようです。
キベラで青い小ぶりのマンゴーにカプッとかぶりつきながら歩いている人を見かけました。ちょうど、ウエスタン物に出てくる、時には青いものもある小ぶりのリンゴを、ジーパンの腿のあたりで何回かこすってからかじりつくというシーン、ちょうどそんな感じで。
この小ぶりの青いままのマンゴー、私もサイデアフラハで実際に食べてみました。
食事の終わりころにお皿にいくつか(幾枚か)あまり上手じゃない人が“実厚にむいてしまいました”みたいなものが4号か5号くらいのお皿に並んで回されてきたのを見た時はなんなのかわかりませんでした。
隣のヘレンに訊いてやっとマンゴーと言うことが分かったくらいです。
この時口にしたものはお隣のタンザニアから輸入されたものでしたが、お米と言いタンザニアは農産物の豊かなところなのかな。
このマンゴー、さわやかな甘みは感じるけど、日本で口にする少しのエグミとともに感じる濃厚な甘みと食感の物とは別物です。奥歯のあたりあごの奥からジワ~ッと、だけど止まることなく唾液が出てくると言う感じです。そこまで強烈じゃないけど、梅干しを口にした時の反応をイメージしてみてください。
デザートに何か甘いものをと言うより、唾液を出す、口がさっぱりする、目も覚めるかもしれない、そんな効果を狙っているにかな。
日本の黄色に熟したものとは別物。どの段階のものを口にするか、何のために口にするか“ところ変われば品変わる”というそのものですね。
*写真は 2010・9・7 ケニア紀行1-10-8 で使用したものの再掲
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