2013年7月18日木曜日

暴走を引きとどめているねじれ状態


これで政権()が自動的に変わるわけではありませんが、この度の参議院選挙の結果は日本の今後に大きく影響することは間違いありません。

その投票日をいよいよ明々後日に控えて世論調査が発表されました。

それによると、関心を持っている事、何を判断材料とするかというと言うことでは、景気・年金・医療・原発などへの関心が高いということが報告されていました。

 

もちろん衆院と参院で多数派が違うという“ねじれ現象”に対するものもありました。

でも意外なくらい%が低かったんです。

自民党総裁 安倍首相が声高に今回の選挙の争点はこれだ!と言っている割には。

 

これって国民の総意、関心の高いものと安倍首相の関心の高いものとがずれている“ねじれ”ですよね。

 

ところで、私この“衆参のねじれ現象”必ずしも悪いこととは思っていません。

 今でも関心の高いこと、願っている事、話を聴いてほしいと思っている国民の話に耳を貸さないのに、ねじれが“解消”したら好き放題なことをし出して恐ろしいことになるんじゃないかと思うからです。

 小選挙区制の弊害が生んだ国会の議席配分。その危険な暴走をかろうじて止めているのが今のこの“ねじれ現象”だと思っているからです。

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