2011年12月23日金曜日

関西電力の“原発推進見直し”方針


関西電力の八木誠社長は19日の記者会見で「原子力発電の推進を柱とする20103月に公表した長期経営戦略2030の見直しを検討する。」

「今後いろんな案が出てくるが、あのような原発事故が発生した中で原子力の比率を上げるというのは採りにくい案」との方針を示しました。



先日の大阪の選挙結果、関西電力の原発立地地域での反応などの影響も大きいと思うけれど、原発事故を起こした当事者の東京電力ではなくて関西電力からこのような方針選択発言が出てくるとは。

 こんな大事故を起こした当事者の東京電力は何を考えているんだろう。

会社にこれだけ大損害を与えているのに経営責任者はまだわからないんだろうか。

 会社の維持運営としてもおかしいと思いますけどね。



以前から「事故が起きたらどうするのか」と問えば「事故は起きません絶対安全です」としか言わなくて99.999・・・いったいいくつ小数点以下の9を並べて見せたでしょう。

いくら小さくても、もしかという可能性は残るわけだし、それが現実のものとなったときどうするか!ということを問うているのに全然かみ合いませんでした。

平常時でも廃棄物処理の問題が未解決で、未だめどが立たず保管場所もいっぱいになってしまって大問題になっているのに。



“安物買いの銭失い” でしたとなぜ言えないのでしょう。

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