ウガリの作り方は、サイデァフラハで教わりました。
鍋でお湯を沸かし、そこにトウモロコシ粉を入れ、素早くかき混ぜる。それだけ!
なのに出来上がったウガリは微妙に違うんです。
製粉メーカーによる違いも多少あるのかもしれないけど、それ以上にお湯と粉の割合や投入のタイミング、かきまぜ方の違いで変わってくるのでしょうね。
それでその家の同じ作り手・お母さんが同じように作るから同じウガリができ、隣の家とは違うウガリになる、ということですね。
ただし、確かにケニアの人にとってウガリは好きなものの一つなんでしょうけど(私たちと先生たちの切り分ける量がすごく違う!)、毎日口にしているかについては疑問を感じました。
もちろん都市部の人にとっては根菜の類も買うものに違いはないでしょうけど、ウガリの材料はそれ以上にわざわざ買うもの。おそらくは値段もそれ以上にするものなのではないでしょうか。
ウガリは“ケニアの主食 代表する食べ物”と紹介されているけど、実際のところは私たちがお米のご飯を毎日口にする感覚とはちがうもっとごちそう寄りの食べ物なのかもしれません。
失業率が約4割。植民地になってからわざわざお金を出してウガリの材料を買うようにされた、という経緯を考え合わせると…
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