ビキニ事件 と言えば 第5福竜丸。
第5福竜丸 と言えば ビキニ事件。
だけど前々から、ビキニ事件で被爆した船は本当に第5福竜丸一隻だったの!? と強く疑問を持っていました。
面的に広大な太平洋でそんなことっていうのはかえって不自然じゃない!と思っていました。
見つけましたよ。私の疑問はやっぱりそうでした。
第5福竜丸の母港であった焼津市主催の“焼津平和賞”を2011年に受賞した高知県「幡多 高校生ゼミナール」の
‐アメリカの水爆実験によるビキニ事件による被災船の数は856隻-
という調査結果を目にしました。
これも 日本の という注釈が必要なんだと私は思うけど。いずれにしろ、やっぱり第5福竜丸だけではなかったんだ!と思いました。
この追跡調査をした人たちに感謝します。
ここに乗せた本はアーサー・ビナートさんのものです。もちろん刊行された時に入手しました。アーサー・ビナートさんの詩作、物事の視方、発想に共感し引かれるものが前々から強くありました。この本のことを知った時その思いを一層強くしました。
そしてここで扱われているベン・シャーンも前々からひかれている作家だったんです。
アメリカの市井の人々・情景を描いた作品。サッコ・バンゼッティの作品のこともあったので画集は以前から持っていました。
あるとき、お隣の福島県立美術館にほかの展覧会で行った時、せっかく来たんだからとついでに観た常設展に所蔵品として「ラッキードラゴン」があったのです。
びっくりしましたよう。まさかこんな近くに本物があったとは!
その後福島県立美術館まで「ラッキードラゴン」を何度も観に行きました。
出合いというか、そういう運命だったんでしょうね。
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