楽器分類学上は同じ仲間。
外観はいずれも同じ横長。(長さは異なる。)
すべての弦それぞれに(三角形)支えが付く。
右手は弦を弾く。左手は弦を押さえる。(左手で弦を押さえることで、演奏中でも音の高さを変えることができる)。
日本の箏
弦は13本。 (低音域を広げるために17弦21弦の物も)
弦を弾く右手には、親指・人差し指・中指にピック様の「爪」を付ける。
弦は最近ではナイロン(テトロン)弦が多いが、
もともとは絹糸をよって作った弦を使用。
音色は3か国の中で一番堅め。
韓国の箏→伽耶琴(かやぐむ)
弦の本数は12本。
弦をはじく右手は素手。
弦はナイロン弦も使うが、主には絹糸。弦の太さは太め。
音色はしっかり。
中国の箏→古筝(こそう)
弦の本数は21弦や25弦が多い。
弦は両手で弾く。両手の小指以外の8本すべてに爪を付け演奏。
弦は金属弦。
音色は、華やかで軽やか。
片岡リサ(箏演奏家)さんの新聞原稿を参考に加筆
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