私が小さい頃は、農家の人が常にではありませんが野菜とともに玉子も売りに来ることがありました。 玉子も今ではスーパーで買うのが一般的になりましたが、前は近くの個人商店・お米屋さんなんかの店先で(われないように何か薄物がひかれていたような気もします)小ぶりのザルに積まれ一ついくらで売られていました。「昨日産んだ卵だから新鮮だよ」なんて感じで(仕入れのことを考えるとここに並ぶまでにもう一日くらいは立っていそうな気もしますが)。 そうすると、商店の昨日の玉子に対して、農家の人が直接持ってくる「今朝生まれた卵です」は十分商機があったわけです。 いくらくらいしたのかなぁ。おばあちゃまやおかぁちゃまのやり取りの脇にくっついていただけだからはっきり言い切れるほどではありませんが、一つが20円30円の世界だったような気がします。もやしと玉子は家計の優等生と言われるようになって久しくたちますが、昔と同じ値段で貨幣価値が下がっていることを考えると実質値下がりしていると言えます。ちなみに今でも別にパックされ値段も少し高い(殻の)“赤い玉子”。農家の人もたまに持って来ていて10円高い値段でした。殻の色の赤い玉子をねだって買ってもらったのは結構はっきり覚えています。 有精卵 (時代が変わり今では考えられませんが)そのころの農家は今のような鶏舎での飼い方ではなく地で鶏を放し飼いにして玉子を入手していましたから有精卵が混じっていることもありました。ですから、フィリピンの人が玉子を買う時
殻が割れていないか、ひよこになりかけていないか写真のように確認をする姿というのは、ばら売りの玉子を一つ一つ太陽に(電球に)かざして確認して買っていたそのころの日本の姿とも重なります。
2018年12月31日月曜日
P1 15-10 (生)玉子の日比比較 2/2
P1 15-10 玉子かけごはん (生)玉子の日比比較 1/2
(これは前にも書いたことがあるかもしれません) オリーブ(オイル)の産地で、今絞られた滴りをパンで受け、それを口に運んだ人の至福の表情。シンプルだけど、手をかけたお料理と比べても決して劣る事のない一品。 日本。炊き立ての熱々ご飯に生玉子と生醤油、という“玉子かけご飯”もたまりません。この玉子かけご飯、人によっていろいろこだわりがあって、ただご飯に生玉子をかければいいではない儀式や○○道と言ってもいいほどの奥深いものがあります。 ところで、加熱しないで玉子を生食する・できるというのは世界的には珍しい事なんだそうですね。 もともと殻に亀裂などが入っていなければ衛生面ではとても優れている卵なわけですが、日本におけるサルモネラ菌などの管理、製品としての玉子の基準はとても厳しいものです。 有精・無精についても、管理された今の鶏舎で採卵され、通常売られている玉子に有精卵が混ざるという事はまずありません。
2018年12月30日日曜日
P1 15-10 自ら良いところを手放している日本 と フィリピンの薬局チェーン店
お世話になったお宅の5歳の女の子が熱を出した話のところで、摘んできた葉っぱの汁を飲ませたという事を書きました。 翌朝には熱も下がったのですが、結局その晩は病院に行かなかったのです。常備薬、例えば前に病院でもらった薬の残りを飲ませるなどということもなかった
という事を書きました。 別のところで、広く国民をカバーする医療保険がないものだから、日本で言えば自由診療・全額自費でかかるしかない。診察に検査にお薬を全部払うとなるととても高いので普通の人は病院にかかれない「はい
さようなら なの」という事を書きました。
これはつい先ごろ知ったのですが、フィリピンに薬局のチェーン店があるんだそうです。 日本でも、流通革命といわれて既存の個人商店をスーパーマーケット・大手流通が駆逐し。その後、最初はニッチ産業と言われながらもコンビニエンス・ストアがスーパーやデパートから主役の座を奪い。今はまたファーマシー・薬局チェーンがスーパーから主役の座を奪いどんどん存在感を増しています。何でもそろう“百貨店”大型スーパー故の小回りの利かなさから撤退した地域に、新たにコンパクトサイズで進出し、もちろんやっていけなくなって撤退した後にですから工夫も企業努力もあってですが店舗として成り立ち地域にも欠かせない存在になっています。 そこには、(医療)保険外しで病院にかかりにくくなっている↔休みの日でも夜夜中でも薬が買えるお店という新しい業種・業態という事も大きいと考えます。
聴いてみたら、フィリピンのファーマシー・チェーンは24時間営業で、薬だけでなく食料品から日用雑貨まで扱っているとのこと。規模・商圏から言ってサリサリほどに身近にあるわけではありませんが、だれもが入っている医療保険制度がなく金銭的制約から医療機関にかかりにくいフィリピンではとても便利なお店なんだそうです。 本来は、お金の有る無し住むところで受けられる医療に差があってはならないという事で始められた日本の国民皆保険と医療整備。それと、そのような保険のないフィリピンとは出発が違うのに似たような業態が存在感を増しているというのは、特に日本のみんなは考えるべきだと思っています。
2018年12月29日土曜日
また 早とちり
津南繋がりで わらってしまう話を一つ
長野県との県境の町
津南。そこに妻有という地区があります。漢字で妻=つま 有=ありと書いて“つまり”と言います。それを何を勘違いしたのか、まつり(祭り)ととってしまい、行った先“つまり”で「お祭り・まつりはどこでやってるんですか?」とお店の人に聞いて「えッ お祭りなんてどこでもやってませんよ」
と驚かれてしまったのです。
私、文字をパッと見て文章を理解(作る!?)できる。意味を察する特技があるみたいなんです。というか、正確にはこういうのを「早とちり」というのでしょうね。後で笑えることを生み出せるというのはある意味才能なのかもしれません。しっかり終わりまで読めばなんてことない、何にも起こらないんでしょうけれど、笑いも。
津南という所は冬にはとても来られないので(ここに住んでいる人たちには申し訳ない)今回の津南行きの後来年春まではお別れかなという思いでおいしいものを食べてお土産を見て帰ろうと思ったのです。 そしたらちょうどというか運良くというか“トンカツ祭り”をやっていると思い込んでしまったというわけですが、正解はお店の名前で「トンカツつまり」。何をやってるんだか。 私は今回初めて知りましたけど、なんでも津南の名産に妻有豚・妻有ポークというのがあるんだそうです。そのお肉を使ってのトンカツのお祭りという事。隣接して物産館もあるからお土産も買えるしなんて思って行ってみたら… というわけです。 トンカツ これはおいしかったですよ。 特性・上トンカツ定食をお願いしたこともあり皿数・品数もいっぱい。揚げたてのトンカツ
周りはぱりぱり肉厚の肉は程よく火が通り豚肉の甘さ・うま味がたっぷり。堪能しました。満腹満腹。
2018年12月28日金曜日
ここがすでに山なのに
この冬一番の寒波が襲来し、年末にかけて大雪となり帰省の足に大きく影響が出そうだとニュースになっています。昨年も大雪で大きな影響が出ていて、すでに大雪の警報が出ています。昨夜からの一日で新潟県・津南では77㎝の降雪となっているそうです。 もともと雪深いところですが、これからが本格的な冬 雪の時期になるのに もう こんなに降ったのかと気になります。
それというのも、縁あって津南にはちょくちょく行っていて、あの場所
あの人 と思い浮かぶからなのです。 ほんの先月はまだこの写真のようだったのですが。 ただこの時も、一緒になった人が「山の方は雪が降った」と口にするのを聞いて「ここがすでに十分山なのになぁ」と思ったのを覚えています。
P1 15-10-3 家電の儀式
さて、冷蔵庫を買ってみたものの正直なところこちらの配送の仕組みはどうなっているのか心配なところがありました。 私たちの乗ってきた車はワゴン車なので冷蔵庫でも詰めないことはありませんが、そうすると今度は人が乗れません。やり取りの中で配送してもらえることはわかったものの、話では何日か後になってしまう模様。 決まったとなると早くと思うのは人情。それに
今夜また熱が出たらどうしょう。日本に帰る日程のこともあるし…。 そんな事情を話したところ、何とか中一日でお願いできることになりました。
さてそのあとのことです。 支払いや届け先の話をと思ったら、ちゃんと機能するかどうかチェックしてからお買い上げ
となるんだそうでそのための時間が必要だというのです。 どの個体でも納品前に一度梱包をほどいてチェックをする。丁寧と言えば丁寧だけれど、一台事にチェックをしないとだめというのは、製品の信頼性の問題
ばらつきがあるという事なのか(その名残?)。いずれにしても、思わぬところで両国の違いを知ることができました。
環境によって重くもなれば軽くもなる
同じ程度の機能障害であっても環境の条件によって障がいの感じ方が異なる。
↓
置かれた環境によって障がいは重くもなれば軽くもなる。
人為的な悪い環境因子は取り除くべき
障害者権利条約
これは多少の文言の違い
言い回しが異なるという事はあっても、初めて耳にする言葉でも特別に珍しい考え方というわけでもなくなったのではないでしょうか。 ただ、この夏ごろ障害を持った子供の教育や福祉にかかわる雑誌の中で見つけた時その前後の文章との読み合わせで改めて印象に残り、最近も触れる機会があったものですから書き留めてみました。 もちろん実際に置かれ取り巻く環境は厳しいままというのが現状です。 でも、十分な環境の下では 生き
生活していくうえで“障害の範ちゅう”から外れているケースも多数ある。 教育や医療 生活していくうえでの制度保障の有る無しで、結果として生活の質が違がってくるという事は専門家の弁を待たずして、そして程度の違いはあるかもしれませんが多くの人の共通認識になってきたのかなぁと感じます。 だからこそ紛争地帯ではわざと身体に障害の残るようなことをしているんだと思います。 安定しない政情によって生まれた時から命の危険にさらされ、その後も十分な教育や医療を受けることができないままに命を失ったり幸福の追求ができない状態におかれたままの人・子どもたちが多くいること知るべきだと思っています。
2018年12月27日木曜日
この道はいつか来た道
忘れられた歴史は繰り返される
世界の情勢 とみに切迫さを増してきている日本の社会情勢を見ているとこの言葉の重みを一段と感じます。 だからこそ
こだわる事 忘れず伝えていくこと あきらめないこと の大切さを感じています。 つい先ごろネットのニュースで辺野古の土砂投入に関して「今になって反対と騒ぐ 云々」というものを目にして憤りを感じました。 「何を言っているんだ。ずぅっと反対してきたじゃないか。何度も何度も反対の意思を示しているのに、自分に都合が悪いものだから耳も目もふさいで日本を売り渡しているのは誰だ。実際に起こっていることを見ずに
今になって云々 とはいったい何だ。」と。
沖縄の辺野古を巡る様々な動き、そのほかの国民の圧倒的多数が苦労するばかりの今の政治・社会を見ていると、この道はいつか来た道
と思い当たることがたくさんあります。この言葉はほんとだなぁと思います。
2018年12月26日水曜日
P 15-10 家庭用の冷蔵庫があるだけで(氷がつくれるというだけで)商売ができる その2
買いに行ったお店は、家電製品だけでなく、タンスやベッドと言った大型家具から食器類、日用雑貨一般まで扱っている大型店でした。 そこでの金額表示は当然ながらフィリピン
ペソ。なので円換算しながら見て回りましたが、電気釜やガスレンジ 扇風機 2ドアクラスの冷蔵庫などは総じて日本より安い印象。 メーカーはおなじみ韓国のLGやサムスン、日本では昔ほど見かけなくなったフィリップス。ソニーも大きく名前が出ていました。 最初の印象で安いと思った小型家電は、色柄ですぐ中国とわかるものでした。 電気釜でも見比べてみると、蓋をただ載せるだけの中国メーカー製と圧力釜式の日本メーカーの物とで相当の値段の隔たりがありました。
冷蔵庫のコーナーは、容量と付加機能の違いでグループ分けされていました。 さすがに機能満載の大型冷蔵庫はそれなりのいい値段。一般的な2ドアクラスは、韓国と日本でも格安品で目にする中国製品ばかり、と思ったらあるじゃないですか日本のメーカー「サンヨー」が。 サイズも家のスペースを考えるとちょうどいい大きさ、省エネ
との表示も気に入りこれに決めました。
追伸 5歳の女の子は翌日(朝)何事もなかったようにケロッとしていました。暑さもあったし大勢お客様が来て興奮しただけだったのか、葉っぱの汁が効いたのかどうだったのでしょう。いずれにしても、感謝。
追伸 その2 サンヨーは関係の深いナショナル(パナソニック)に合併されたとはいえ、白物家電では結構なメーカーでしたからこれでと決めたのですが、後で思い出しましたけれど、ナショナルと合併の後ブランド名としての「サンヨー」は中国のハイアールに譲渡されていたんでした。 だからこの時の冷蔵庫はサンヨーとなっているけれど、作られたのもメーカーも中国でした。 ちなみに、日本より格段に見かけた車をはじめ韓国製品は結構いきわたっているようでしたが、こちらの人の口ぶりからするとどうも韓国製品のイメージは今一つのようです。
P15-10 家庭用の冷蔵庫があるだけで(氷がつくれるというだけで)商売ができる
明けて早速氷を買いに行きました。 行った先氷を売っている所はお店なんてものじゃなくて普通の家。小さな厚紙に「ICE FOR SALE」と書かれたものが金網に縛り付けられていなければ私にはわかりません。氷の他にも扱っているものがあるのかどうなのか。 さて氷。売っている氷は、太めのバナナが入るくらいのビニール袋に水を入れて口を堅く縛り凍らせただけのもの。「こんなの冷蔵庫さえあれば自分の家でできるじゃない」と思いました。商売で氷屋さんをやっている規模じゃなくて、ただ水を凍らせるだけでも商売になるという事を初めて知りました。
2018年12月22日土曜日
P 15-10 フィリピンの蚊取り線香 その二
「蚊」そのものがフィリピンにいないわけではありません、タガログ語にちゃんとその言葉があります。スペルはLamok。発音は最後のKは飲み込むようにッあるいはㇰとして ラモㇰッ。 日本語の く=KUの母音Uなしで子音のみを発音、ラモk。
彼女の実家の方にはいたそうです。私が滞在、回った辺りにはいなかったという事でしょうか、時期・季節なのか。屋混や泊った辺りとは明らかに雰囲気の違う辺りにも行ったのですが、一番は時期でしょうか。
改めて聞いてみると、いるのは6月頃のようです。私が行ったのは、10月と3月4月でした。
フィリピンの蚊取り線香
実際は他所にもいるんだけれど、虫・蚊に刺されるんじゃないかと気になり、ケニアの時は蚊取り線香を持っていき焚いたことを覚えています。移動中用には虫刺され予防のパッチを下着にTシャツの前に後ろに何枚も張ったことを覚えています。そのおかげかどうか 虫に刺されることはありませんでした。冬の日本から行って、わずかとはいえ赤道を超えましたので正確には乾季と言うべきなのでしょうが夏。藪がないわけでもなかったのですがナイロビもマサイマラも高原、暑いというより過ごしやすいくらいの気候環境だったせいでしょうか。ケニア第2の都市モンバサはもっと蒸し暑いという事でしたし、場所・条件によるところが大きかったのかもしれません。
初めてフィリピンに行くという時も貼るタイプの虫よけを持っていきました。同行の人は蚊取り線香を持っていきました。でも、蚊取り線香は私を安心させるためか一晩焚いただけ、忙しくて貼るタイミングを逃したパッチは結局一度も使いませんでした。 道中水田も溜池様のところも着いた先のビレッジ内に草の生えた所・広場もありましたけど、家の周りの道はみなコンクリート。その先はどうなっているのかわかりませんでしたけれど、手桶で水を流し込む式とはいえトイレは水洗。詰まった時はどうするのか心配になる、ところどころに穴が開いているだけで取り外しのできる蓋のない側溝(?)。 結果、虫に刺されることは全くありませんでした。
フィリピンにも渦巻の蚊取り線香があるそうです。その名もずばりKatol=カトォル。蚊取る という事でしょうね。戦前戦中の日本との関係から日本語がそのまま使われているものの一つでしょうか。メーカーは写真のBaygon=バイゴンの他にも沢山あるそうです。
2018年12月20日木曜日
卵ボーロ
「双子ちゃんの会」のクリスマス会が終わりました。今回私はスタッフとして音響の他に、たっぷりの電飾をセットさせてもらいました。小さな子たちの目にはどのように映った事でしょう。 キャストとしてはいつもの“あわてんぼうのサンタクロース”役。この歌5番まであって踊ってくださいと言われても結構大変なんです。~煙突のぞいて落っこちた~の下りでの前転も毎度のこととなるとどんなかなぁと思って今回はダンス・ステップを主にしてやってみました。でも普段練習してないもんだからみっともなかったんじゃないかなぁと赤面ものです。
表題のことはこれ。 帰りに子どもたちに配られたお菓子の詰め合わせを、私たちもお土産にどうぞともらったんですけどそれで驚きの事実が! と、これは少し大げさですが。 会場準備で朝食が早かった上に片づけをしてたらお昼になったこともあり、手伝ってくれた彼女がお菓子の詰め合わせの袋を開け
おかき 類をバリバリ食べだしてこういったのです「これフィリピンにもあるぅ」と。彼女がそう言ったのは「卵ボーロ」でした。 えーっと驚きながらも聞いてみたら、形だけでなく味もおんなじだそうでビックリでした。 フィリピンでの呼び方は大きさで言い分けていて、小さい方を「ポトシコ」大きい方を「ポトマサ」というそうです。 日本との関係はどうなんでしょうか。ほかの国々にもあるんでしょうか。色々な縁があるものです。
2018年12月15日土曜日
また強行採決安倍政権
また強引 一方的な安倍政権・与党による国会(運営)です。外国人労働者受け入れを目的とする「出入国管理法」の改定案が、安倍首相の外交日程に支障が出ないようにという理由を第一にして強行採決されました。
今後については、今の外国人労働者研修制度での悲惨な実態を知るにつけ憂いは増すばかりです。非正規雇用だけが増え、低賃金 悪い労働条件で働く日本人労働者よりさらにひどい条件で働かされそれは現代の奴隷労働とさえ言われています。
もともと人権意識
権利尊重に問題がある日本でこの法案が運用されていったらどんなことになるかと思います。 出生率の低下による高齢化率の高まり、社会保障 雇用問題による解消されない生活苦、これみんな今の安倍政権に原因のある事ばっかリじゃないですか。 先日も、日本国内向けには2国間の正式文書にはない言葉でだましたり。防衛・自衛のためだからとどこから見ても空母なのに呼び方を変えて本質を隠したり。そんなめちゃくちゃをしている安倍政権の指示率がなぜ今以上に下がらないのか理解できません。
この度の法案が運用されるようになったら、日本を知ってもらう好きになってもらうどころか、経済発展による国家間賃金格差の縮小の中日本を嫌いになって帰国する人続出じゃないでしょうか2018年12月11日火曜日
ねじれは悪い事?
アメリカ合衆国中間選挙が再集計や決選投票を経てようやく最終決着を見ました。それを伝える日本の報道には、トランプ大統領の与党共和党が多数を占める上院それに対して民主党が下院で多数を占めたことをとらえて“ねじれ”という言葉を使っていました。
“ねじれ” この言葉、このところの日本での使われ方を見てみると“良くないこと”というニュアンスで使われている風潮がありますが、果たしてそうなのでしょうか。 日本は議院内閣制なので、衆議院と参議院の中で優先される衆議院での指名(多数)で首相になれます。現在衆議院は小選挙区制のおかげで安倍政権与党が実力以上の議席を占めています。参議院も与党が多数となっています。が、以前は野党が多数でした。それをもって“ねじれ”という言い方が出てきたのです。
すぐれた作品、実は大人もみている子ども番組
アメリカに「セサミストリート」という番組があるように日本にも優れた番組がいくつもありますがその一つ「ピタゴラスィッチ」なら「ねじれ」ることに意味がありいかに有益で私たちの生活に役立っているかをわかりやすく見せてくれることだと思います。
閑話休題
衆議院と参議院で“ねじれが状態“解消され、選挙制度に助けられえ多数派となっている安倍政権が今行っていること。国会運営でいかに強引な運営がなされているか、十分な議論も野党や国民の話を聴かずここ何年も強引な運営
強行採決ばかりになったのはこの「ねじれが解消」されたからにほかなりません。 今は、提案した側が勝手に「もう十分に議論したから」と言って何度も強行採決をしていますが、以前はもういくらか時間をかけ丁寧な議論をしていたように思います。
2018年11月28日水曜日
エアコン 快適な環境はまだ別料金のサービス
そんなことで隣近所に室外機を探してみると、7~8軒に一台という感じでした。室外機が一体のタイプの物の他に分かれているものもありましたがいずれもファンが回っていなくて動いていないようでした。 夜はもちろん朝夕は気温も下がりますし風も思いのほか通ります、日中でも日陰に入ると
家の中でも意外なほど過ごしやすかったのを覚えています。 それがどうしてと言うと、ゴミも落ちていないし治安も悪くなさそうな家並でしたが、寝る時の戸締りは結構厳重で窓も戸も全部閉めるもんだから風が全然入らなくて(室内が)暑くなるんだとわかりました。
せっかくエアコンの機械があるのになぜ使わないのか聞いてみましたら、「電気代が高いから」とのことでした。 近くのサリサリストアは別として、わざわざ行くわけだから行けば多少なりともお金を使うモールは大小を問わずとても快適。作りから言って当然ながらジプニーはエアコンなし。バス
タクシーは基本エアコンなしで、エアコン付きは運賃が少し高くなる二本立て。なんでわざわざボディに“エアコン”て書いてあるんだろうと思って見ていたんですがその訳が分かりました。
思えば私の記憶の中でも相当昔、冷蔵庫と言うと氷屋さんから配達してもらった氷を上の方に収めて冷やす式で、今のような電気式の冷蔵庫が各家庭に普及する前。夕方になるとおじいちゃまのお使いで少し離れた酒屋さんにビールを買いに行った時のことを思い出します。今では信じられませんが、そのころビールの大瓶一本が130円でした。おじいちゃまに言われた冷えたビールは、冷やし賃5円が入って135円。 つまりそのころはまだ“冷やす・冷たい”はそれそのものに値段の付く特別なことだったんです。 急速に発展、変わってきているフィリピンですがこんな一面が同時にあるんだと感じました。
2018年11月23日金曜日
平和な状態 とは
2018年11月19日月曜日
今年の冬は
寒くなりました、もう冬目前です。この時期になるといつも思う、雪道に強い4WDそれも雪で道幅が狭くなってもすれ違いがしやすいスリムな車があるといいなぁというのは、今の車がよっぽど壊れたりしない限りは我慢々々。とはいえ今乗っている車の冬用タイヤへの交換
暖房機器の段取りはしておかなければなりません。
暖房、特に、今の家を建てる時吹き抜けを大きくとった事もあり薪ストーブを設置しました。土台から補強しストーブ回りもそれ用につくりました。すごく重いストーブは鋳物製で暖かく、寝る前に薪をくべておくと朝まで火の気を感じてとても快適だった覚えがあります。それが課題でもある薪をストックして置くスペースも十分ありましたし。 その後りフォームの時に煙突が引けなくなった事もありやめたんですが今でもあの暖かさと臭い(香り)を思い出します。
先日久しぶりに石油(灯油)を買って来ました。何年か前に使ったきりのポリタンクや給油ポンプは倉庫でとっておいたので買い替えなくても大丈夫でした。以前家で集会をしていた時、来てくれる人たちが寒くないようにと使っていた大型の石油ストーブも出してきました。
暖かいところから来て初めて迎えた昨冬。彼女は何枚も着こみ一日中つけっぱなしでしたがエアコンとガスストーブ(一般家庭で使うよりは大型の物)で過ごしてくれました。もちろん、寒いと言っていましたが南国で生まれ育ったわりには寒さに強い・順応する力が強いなぁと感じました。 でも電気とガスの使用量(料金)光熱水費がすごかった! 覚悟はしていましたが、多い月で電気は約3倍 ガスは何と15倍(元が低かったせいもあります)以上の料金になってしまいました。 仕事から帰って、エアコンとガスストーブをフル稼働させるんですが、いったん下がった室温はなかなか上がりません。 「前に使っていた薪ストーブがあったらなぁ」と思ったりするものの後の祭り。 それで温暖化のことがあって控えていた石油ストーブを引っ張り出したというわけです。 もう目前の今年の冬は、早朝や帰宅直後石油ストーブを使って部屋が温まったらエアコンにするというふうにしてやってみようと思っています。
私はこれから冬という今の時期が一番気が重くなります。冬になってしまえば(冬の)次は春と思うと寒さ真最中でも意外と平気なんですけど。 まだ冬にもなっていないのに春が待ち遠しいです。
2018年11月14日水曜日
沖縄の基地問題 三沢基地
また々々沖縄で米軍による事故・FA18戦闘機の墜落がありました。繰り返す事故・事件、そのたびに感じるのが現代の不平等条約・日米地位協定のこと。 自分の国で起こった事なのに、自分の国の関係機関が調査も処理もできない、責任の追及や賠償の事も日本・自分の国の権限・法律で行うことができない。 事が起こるたびに、日本はアメリカ(合衆国)の属国だなぁと感じます。
トランプ大統領の方は対等な関係などとは毛頭思っていないのに特別な友人関係だと自慢する安倍首相。アメリカは日本のことを何でも言うことを聞く植民地としか思っていないだろうに。 安倍首相の唱える戦後レジュームからの脱却、戦前回帰の時代は大好きアメリカ(合衆国)に向かって鬼畜米英と叫んでいた時代なのに。 安倍首相の言動で何をしても良いと勘違いしている右翼・ネット右翼のやっていることはアメリカに日本を差し出すことであり様々なヘイト発言・行動は世界中に恥部をさらしているとしか思えません。
もう一つ。沖縄の基地問題、事件・事故つながりで疑問が生じるのが青森の三沢(基地)のこと。三沢の方はアメリカ軍がいることによる事件・事故はないのでしょうか!? 実際の所三沢でも事故があります。今年2月の三沢基地のアメリカ軍F16戦闘機がエンジントラブルによる出火で燃料補助タンクを小川原湖に投棄して深刻な漁業被害を与えた事故がありました。 なぜか報道されることは沖縄に比べると限られているのですが、調べるといろいろありました。やはり基地があるから基地に関してのことが起こるのです。
もう4年も前のことになってしまいましたが、南(沖縄)へ行ったのだから北(三沢)へも という思いがあったところへ、三沢基地見学・地元でアメリカ軍基地反対運動を続けてきた人の説明が聴けるという企画があったので手を挙げたことがあります。残念ながら、参加者が最低実施人数に達しなかったという事で中止になってしまいましたけれど。 それでも、せっかく思い立ったのだからと自分で出かけました。 その時の行程は、福島県白河市のアウシュビッツ平和博物館に寄ってから福島第1原発事故による通行止め・立ち入り禁止地区になるべく近いところを通りながら国道6号線を一路北上
青森県の三沢をめざしました。
三沢基地は、アメリカ空軍と日本の自衛隊、そこを民間機も使わせてもらっているという共用空港。 民間部分の三沢空港は発着便数もこんなに少ないのとびっくりするほど、スペースも不自然なくらい小さい印象。名前は有名だったのにそれは基地の存在として有名だったのですね。
写真は、アメリカ軍が占有している方が大きく広い空港。民間機が飛び立つ時だけ開いて滑走路に出られるようにする電動ゲート他です。
2018年11月12日月曜日
社会福祉の催しに何で軍隊(自衛隊)の車なの!
2018 福祉・介護・健康フェア(11月18日日曜日 朱鷺メッセ・ウェーブマーケット) の案内チラシを入手しました。 目を通していたら「はたらくくるま」というコーナーが目に留まりました。そこに紹介されていたのは自衛隊の車両。 日々の暮らし、生活の中で欠かせない“働く車”っていえば沢山あるだろうに、なんで自衛隊の車両なの?
地震に豪雨 河川氾濫
水害が続きます。その時の救助・復旧活動で“自衛隊員”の働きを評価しない人はいないと思います。 だからといって隊員ではなく「自衛隊」となると話は別。自衛隊の本質は「軍隊」だという事を決して忘れてはならないと思います。決して建設会社
土木会社ではありません。 自衛隊は「自衛隊であって軍隊じゃない」と言う人がいるかもしれません。でも「自衛隊」という言い方は日本お得意の言い替えによる本質隠し。実質は立派な軍隊、それも世界的に見てかなり規模も質も高い軍隊。 実際の所、今でも自衛隊を外国に紹介するとき・外国が“自衛隊”を取り上げる時は“軍”の扱いになっています。
社会福祉(社会保障)に関して第2次世界大戦が終わりを迎えようとしていた時期、戦後を見越してのタイミングで、人を殺す大砲か人を生かすバター か 戦後の方向
選択を迫った“大砲かバターか”という有名な言葉があります。 そう 福祉と戦争は本来別のもの。 水と油、両立しないものなのです。
それなのに日本のこの手の 〇〇社会福祉祭り と銘打つ催しでは前々からこういう組み合わせが続いていて、なんでこうなるのか納得できないでいました。 人権・平和、子どもの成長にかかわることを企画者自身ちゃんと考えず、前からこうだったいつもこうだったと流れだけで計画しているんじゃないでしょうか。 軍隊を支持する人たちの催しならそういう企画が出てくるのはまだわかるけれど、社会福祉の集まりなんですから。何時までこんな展示、企画しか立てられないのでしょうか。 子どもも来る催しなんですから大いに問題ありの企画だと思います。社会福祉にかかわる人の、軍隊・戦争そして人権に対する姿勢を大いに問います。
2018年11月8日木曜日
P2 16-3-6 ホテル着が遅くなったわけ 送迎車 タクシー 料金
5,000円 という値段は高いか安い・妥当か。不慣れな外国で安全を買ったと思えばこんなもの?
今回空港からホテルまで送迎を依頼していました。料金は片道5,000円。 説明では、入国審査を終え空港待合ロビーに出た(入った?)所に、旅行会社の名前を書いたプラカードを持って立っている、という事になっていました。加えて、それ以外だれかが声をかけて来ても、(たとえ自分の)苗字を書いたものを掲げている人でもついていかないようにと案内がありました。
さて。荷物を受け取り「ずいぶん待たせちゃったなぁ」と思いながら大勢の人の間を抜けた先に私の苗字「〇〇様」と書いた簡易なプラカードを胸元に掲げた男の人がいます。掲げているのは確かに私の苗字、でも会社の名前は見当たりません。 様子を見るのと、いざとなればRさんに通訳してもらおうと思いわざと通り過ぎてみました。
空港には「着いた日はホテルへ行くだけだし送迎を頼んだから・・・」と伝えたRさんが「やっぱり心配だから行く」と言っていたので来ているはず。 Rさんたち(このたび初めて会う人も一緒)はすぐわかりました。久しぶりの再会の挨拶の後、一緒に先ほどの男性のところに戻りました。 話をしてみたら確かに私が依頼していた旅行会社の人。料金(片道5,000円)はすでに帰りの分も含めて日本で支払い済み、それにこちらの事情での事なので迎えに来てくれたという事は了解のうえ、「迎えに来てくれたこちらの知り合いの車でホテルまで行こうと思う」等々と話しました。そしたら、「今日はほかの利用者もいないし、みんな一緒にホテルまで乗せてあげますよ。」との由。 どうしたことかと思いましたが、これはこれで別の車に乗るいい機会かと思い乗せてもらう事にしました。 車は、日本でいえばハイエースのグランドキャビン、色はシルバーグレイ。カンパニーネームなどはありません。強めのスモーク・ウインドウ、ドアを閉めると車内は静か、空調も効いてとても快適。荷物は私一人分でしたから知れたもの、みんなで乗っても広い々々。
こんなこともホテル着が遅くなった原因の一つでした。
ところで、冒頭の5,000円という値段は高いのか安いのか妥当なのか?ですが。 日本での空港から街中までと言うと特別高いという感じもしません、もっとかかるかもしれません。 因みに空港からホテルまでの送迎代5,000円はペソでいうと2,000くらい。 Rさんが乗って来たレンタカーは一日3,000ペソ。(・こちらでレンタカーを借りるとドライバー付きが普通で、確か10,000ペソだったでしょうか。 こちらの人の月収のことを考えると、ずいぶん高い気もしますが、運転 道路事情を見ているとドライバー付きで頼んだ方が無難だと思います。 ・ガソリン代は日本の半分くらい。ただし収入に対しての負担感はこちらの方がきついかもしれません。それもあってか、ガソリンより安価な軽油を使う車の人気が高いようです。) 空港からこの度のホテルまで、いくつか種類のあるタクシーいずれにしても400から600ペソ見当のようなので、2,000ペソは0(ゼロ)が一つ多いことになります。 総じてどうなるでしょうか。 送迎車自体は快適でしたし、多少日本語としておかしなところがなかったわけではありませんが十分通じましたし丁寧でした。やはり安心料という事になるのでしょうか。
2018年10月31日水曜日
バロット おいし~い
「2番目の弟に赤ちゃんが生まれた、お祝いを送る。」と、新しく送られて生きた赤ちゃんを真ん中にした写真を見せてくれました。 写真は特に生まれたばかりの赤ちゃんをのぞき込むお姉ちゃんなり立ての上の子とお母さんの表情がとても印象的。それに比べてお父さんは身の置き所のなさそうな表情、こんな時の心境は私もよくわかります。 早速お祝いメッセージを送っていました。 彼女は誰でも彼でも全員に出しているわけではないんでしょうが、両親・兄弟の他に友人・知人の誕生日だと言ってしょっちゅうバースディ・メッセージを送っています。 この日はそこから話が進展して、「赤ちゃんが好きだ 私も欲しい」という話になり、そのあとどうしてその話になったのか今となると覚えていませんがバロットの話になりました。彼女はバロットを食べるそうです。「好きだ。おいし~い」と言っていました。 またまた新たな一面を知った感じです。
2018年10月29日月曜日
またまた 自己責任論 この“国”はどうなっているのだろうか
この度の安田純平さんの3年4か月ぶりの解放に関してまたまた自己責任という言葉が飛び交っていますが、まずは無事解放されたことを感謝して受け入れるべきだと思います。
殺害されてしまった先の後藤さんの時は政府が先頭に立って自己責任という言葉を持ち出して個人攻撃したのに対して、このたびは
実はいろいろやってたのですの自画自賛という姿勢。 これまでの政府・安倍首相の言動を後ろ盾にこの度も自己責任論を声高に論う人がいますが、すでに十分言ったからとでも思っているのか政府が直接個人攻撃というのはその陰に隠れているようです。
この度少し違う印象なのは、これまでより「危険を冒してまで紛争地に報道関係者が入る・事実を伝えるという事の意義
大切さを訴える意見が増えている」という事でしょうか。
時の政権と異なる意見を持つ人だとしても、危険にさらされた時は自国民の保護を最優先にするそれが国の責務、“自国民の保護は国の責務”だという声をこれまでより強く感じます。 同じように誘拐された他の国の人たちはこれほどまでに長引かずに解放されているのと比較する形で、日本政府の無策を指摘する主張も出て来ました。
徐々に明らかになってきたのは、結果としてこのたび安田さんは解放されたけれど政府としては何もしてこなかった。 解放はされたけれど(外的要因 情勢の変化で)それは日本政府にとっては予期しないこと、今回の解放に関しては最初から最後まで日本政府は蚊帳の外だった、という話。 本当のところどうだったのでしょうか。 実は何もしていなかったという事に関しては、今年のアメリカのトランプ大統領と北朝鮮の最高指導者とされている金正恩氏との会談の時「日本はこれまで直接拉致被害者のことで話をしてきたことがない。」という発言が飛び出したことを忘れてはならないと思います。 これには驚きました、拉致被害者の家族の人たちもさすがにあきれ怒りの声を上げました「もうあてにできない」と。 強行手段で追いつめるばかりの今の政府・安倍政権のやり方に対して、それだけでいいのかという思いを抱いていた人は少なくありませんでした。こうまで何の進展もないことに対して、本当に取り組んでいる(交渉している)のだろうかと疑念を抱く人もいました。それでも“国と国の交渉”だからと言い聞かせていたのに、恐れていたことが実際になってしまったわけですからみんなあきれるわけです。
そう見てくるとこの度の安田さんのことも、今になってやったやったと自分で言っているけれど客観的事実はどうなのと思ってしまうのです。 普段の政策・社会保障政策において常に自己責任(受益者負担)を主張して臨んでいる安倍政権の姿勢を見ていると「本当は何もしていなかった」という方がよっぽど話に整合性があると思えます。
2018年10月25日木曜日
P2 16-3-6 ホテル着が遅くなったわけ 思い込み
当夜 飛行に支障なく予定通りニノイアキノ国際空港に到着、入国審査も終え荷物引き取りターンテーブル・baggage carousel へ。 ここで一つ目のポカをしてしまいました。
ターンテーブルのまわりには入国審査を終えた人がすでに集まっています。これから動くのは隣り合った2本のターンテーブルのようです。 一段と人が多くなってきました、ターンテーブルが2本同時に動き出しました。 前の人と人の間に半身で乗り出し鞄に手を伸ばす人。残念!間に合わなかった人。 家族分でしょうか?カート上段に積み上げるだけで足らずに下段にも押し込んでいる人。 そうして徐々にターンテーブルのまわりに立つ人が減ってきましたが私の荷物は一向に回ってきません。 いったいどうなっているのか。 とうとう私の他に誰もいなくなりました。 外でみんなが待っているのにと気が急きます。 聞いてみようにもさっと見渡したところ空港職員の姿が見えないので、引き取り手のない鞄が再び戻っていくターンテーブルの先・ゴム製?の垂れ下がっている暖簾のようなものをかき分けてのぞき込んでみると、ちょうどこちらの様子をうかがっていた男の人が。 これ幸いと「私の荷物が出てこないんだけれど」と聞いてみたらどこの航空会社だと聞くのでANAだと答えると「それは向こうだ」と一言。 ! そこにはもう周りに誰もいない中私の鞄だけを乗せたターンテーブルが一つゴトゴトと回っていました。 さっきから私の前のターンテーブルには、鞄と鞄の間にDELTA と書かれた段ボールが回っているのを見ていました。何でDELTA?と思っていました。 言われた方のターンテーブルにはANAと表示されたものが回っているのが見えました。
ターンテーブルが2本あるのは認識していました。DELTAと表示されたものが目の前のターンテーブルを回っていくのも見ていました
何回も。 人が減って来たタイミングでちょっと視線をやればわかった事なのに、こちらのターンテーブルから出てくるものだと思い込みひたすら自分の足元しか見ていませんでした。 思い込みというのは怖いものです。
結果としてホテルに着く時間が遅くなりました。何より、わざわざ空港まで迎えに来てくれたRさん一行と今回送迎サービスを依頼していた人たちを待たせることになってしまいました。
目に映っていても人は自分の見たいものだけを認識し、本当に正しい事かどうか確かめることなく自分の考えと同様のもの
自分が正しいと思うものを“正しい”と支持する を時地で行っちゃったなぁと思いました。
2018年10月23日火曜日
同調圧力 と 感情労働
久しぶりに聞いた言葉 こんな言葉・労働もあるんだと思った言葉がありましたので忘れないように。
強い意見を言う人からの 同調圧力
肉体労働 ・ 頭脳労働 人と直接的に接する仕事 感情労働
2018年10月20日土曜日
P2 16-3-7 ホテルに泊まってみました
2度目の訪比・3月は、前回からまだ5か月 準備が予定通り整えば翌4月には大勢でこれまでよりも長い期間お世話になることがわかっていましたし、今回の主目的の諸手続きの関係でメトロ・マニラで宿泊する方がいいかなと思い一人で訪比そしてホテルに泊まることにしました。 一人で海外というのは、まったく緊張しないと言えばうそになりますが、気楽なところもあって結構好きです。
さてホテルはどこがいいかな。 手続き自体は自分がするわけですが、その場所に行くにはやはり力添えをお願いしなければなりません。 それで行ったり来たりの手間を省くためお世話になる一家の分もホテルを取ることにしました。 支払いはもちろんこちら持ち。となると安かろう悪かろうというわけにはいきませんがあまり高いところも正直避けたいところ。 結果として、ネットを見ると限がないほど紹介されている中から、値段だけでいえばもっと安いところ、こちらは少し気後れしてしまって見送った同程度の料金でもっと大きく豪華な建物のホテルの中から、空港からも近く手続きでも観光でもあちこち回るに便利そうなマカティ・マビニ通りのエグゼクティブ・プラザ・ホテルを予約しました。
当日、せっかく空港から近いところを予約したのに、私が荷物の受け取りで要らない時間を費やしてしまったものだから、ホテルに着いたのは夜11時を回っていました。喉も乾いたしお腹もすいた何かルーム・サービスと思ったら11時までで終了という事でしたが、すぐ近くにマクドナルドもコンビニもあり助かりました。
翌日館内を回ってみたら居室以外にも大小の部屋があってイベントが幾つも同時進行していました。宿泊客以外の出入りも多く、日本の値段の感覚で私が思っていた以上に広くて宿泊以外の用途でも利用があるホテルのようです。 ホテルは繁華街のマビニ・ストリートの中ほどに位置していて、カジノも真ん前
飲食店もまわりに沢山あり日も暮れると日中以上の賑わい、こちらに声をかけてくる人も結構いるところ。でも出入り口にガードマンがいるホテルは宿泊客(利用客)以外は入ってこれませんし外の雑踏の音は気になりません。 人数と組み合わせの関係で少しタイプの違う部屋3室を利用しましたがいずれも必要十分な広さ。 宿泊小物もセットされ、トイレと供用となるスペースにはシャワーだけでなくバスタブもありました。お湯も含めて水回りも空調も不都合はありません。 電子キー式のカギは部屋だけでなく、これがないとエレベーターも乗れません。 4連泊の間、毎日の部屋の掃除も問題なし。 建物自体は新しくない模様ですが室内のやれ具合・照明の感じ、エレベーターのメカニカルノイズも聞こえません、廊下も室内も十分静か、ちゃんと保守はしている印象。 お金の関係でいうと、チェックアウトの時に返してくれるデポジットの保証料が千ペソ。 えっ!と思ったのが、宿泊料金は同じだったのに日本で事前に支払いしていた部屋は朝食が別料金、予定外の人の分を追加で頼んだ部屋は朝食付きだったこと。
2018年10月9日火曜日
P 15-10-20 バロット 日本にも雀一羽丸ごとの焼き鳥なんてものがありますけど
世界には変わった食べ物があるものだなぁと思います。そのそれぞれが風俗習慣
文化の違いからその国の人にはおいしいもの目にしただけでよだれが出てくるようなものでも、他の国・地方の人にはとても手が出せないと感じてしまうものもあります。 アヒルの有精卵の羽化少し前の状態の時に殻ごと卵をゆで上げて作るフィリピンのバロットもそういうものの一つと言えると思います。 (フィリピンでは「バロット」と言っているもの。同様のものが中国から東シナ海に面した国々にもあるようです。
このバロット日本からの同行者は、殻を打ち割り殻をむきスープ(?)をすすりながら「これがうまいんだよ」と言いぬめぬめとした黒い塊を口に運んでいました。何人もいる中で口にしたのは二人だけ。地元の人でも遠慮するもののようでしたが、これが好きと言う人にはやめられない
病みつきになるものなんでしょうね。
このバロット、お店でもあつかっているのかもしれませんが、このたびは
“ビレッジ”の住宅の一角のほんのちょっとした空き地に夜になるとおじいさんとおばあさんがベンチ型の簡易ソファーと小さなテーブルそれにバロットを入れたそんなに大きくないクーラーボックスだけのお店(?)で売っていたもの。 朝も昼からマニラ(メトロ)に出かける時もなく、用を足して夜も人通りが途絶えた時間に帰って来た時に同じようなたたずまいでA4サイズくらいの厚紙にバロットと書いたものを脇において売っていました。商売と言えば商売なんでしょうが、積極的に売っているという感じではなくて夕涼みをしているというような雰囲気の二人でした。このビレッジのどこか、この小路のどこかに住んでいる人なんでしょうか。
2018年10月6日土曜日
ここまでとはショックです!
この間、仕事も忙しかったけれどそれ以上にあまりにひどい実情がショックで書けないでいました。
沖縄の県知事選挙投票日9月30日はどうしても選挙結果が気になって、投票終了時間の(午後)8時少し前からネットニュースを注視していました。 そしたら、いきなり当確と言うのでびっくりした、というのが先日のものでした。
今思えばこの時(日)すでにそうだったんだなぁと思います。この日、正午とか何時の投票率がどうこうというのは出ていました。けれど、開票に関してのものは全くなし。「なんだか変だなぁ」と感じてはいました。だって、沖縄県民にとどまらず基地問題を注視している人はもちろんモリカケ(森加計) からずっと続く日本の民主主義が問われる“民主主義存亡の危機”、その結果が影響を及ぼすだろう安倍政権が総力を挙げて臨んだ沖縄の知事選でしたから。 翌日、夜になってもオール沖縄の玉城デニーさんが当選した沖縄県知事選のことがいっこうに出て来ません。 3日ほどたってからネットで見つけたのが、ニュースでもワイドショーでも全く取り上げられていなかったという記事。
これだけ大きな意味合いを持つ選挙。海外・アメリカ合衆国なども当然注視していた選挙。モリカケの時に大きく人の知るところとなった「忖度」が強く働いてのようなんです。海外諸機関の評価で、日本のマスコミ・報道環境の問題が指摘され、国内でも現状について疑義の声が上がってはいますが、ここまで!とショックです。
2018年10月4日木曜日
P1 15-10-20 フィリピンの飲みかた
この時飲んだお酒はブランデー。(もちろん他の店まで全部調べたわけではありませんが、この手の日常の生活圏のお店のお酒・ボトルはみんなブランデーでした。訊いてみたらフィリピンはみんなこれだとのこと。ウイスキーなるものはないのでしょうか。スペインから輸入と書いてあるボトルもありました。そして、酒税のせいのようですがみんな安い!)
飲みかたはこうです。 まずテーブルにボトル、各人に一個づつ水専用のグラスと冷えた水の入ったピッチャー。ショットグラスより少し大きいくらいのグラスを全員様に一つ。この小さめのグラスに注がれたブランデーを飲み干し、水を飲む。 これを順に回していくのです。
フィリピン訪問の理由が理由ですし、首実検なんだろうなぁと最初から覚悟して臨んだとはいえ、40度のブランデーをグイっと飲み干すんですからどんなになるんだろうと心配でした。 これまでの痛い経験でいえば、こんな度数の高いお酒をぐいぐい飲んでいたら途中から意識があいまいになり、夜中から戻すというパターンが常でしたから。 私は普段でもただ黙々とお酒・アルコールを飲むという飲みかたではなくいろんなものを食べながら飲む方、他の人も何も食べずにお酒だけという人はいませんでした。それに歌こそ出ませんでしたけどよく話すんです。 そして、これが一番よかったんだろうなぁと思ったのが追い水のこと。 日本でもお酒を飲んだら同じだけ水を飲めという事を聞いたことがありますが、暑いし喉も乾いていてお水がほんとおいしかった。それが幸いしたんだと思います。初めて会う人たちの前で醜態を見せずに済みました。
もう一つ。これはいいことだなぁと思ったのが、順番をパスできるという事。無理強いされることもなく楽しい酒席でした。
2018年9月30日日曜日
沖縄県知事選 玉木デニーさん当確(当選)
よかった⤴ 勝つだろう 勝ってほしいと強く願っていましたが、いずれにしても接戦、当落が明らかになるのは遅くなるだろうなぁと思っていました。そしたら開票が始まったまだ何分?と言うときに当確の一報が! 思わず万歳!をしてしまいました。ほんとによかった。まずはおめでとうございますです。明日の新聞が今から楽しみです。
これで新潟の県知事選で池田さんが勝ってたらなぁ。
2018年9月26日水曜日
愚民政策の日本
GAFA ガーファというんだそうです。アメリカのIT企業グーグルのG
アップルのA フェイスブックのF アマゾンのA だそうです。いずれも時代の先端を行く“優良企業”です。技術でも収益でも他を寄せ付けない規模と強さを持っています。 でもその収益は、タックスヘイブンの税逃れ、過酷な労働条件・賃金抑制で生み出している由。“時代の先端”のイメージが台無しです。結局は資本主義下の古い時代の大企業と同じことをして儲けていたという事なんですね。
それにしても、GAFA・ガーファとはよく思いついたものです。日本人、と言うだけでなく人間はこういう造語が好きですねぇ。 日本人は、どうせわからないだろうとでもいうのか日本語に訳すときにわざと違う意味・言い方に変えたりしていますけれど。TPPなんかその最たるものだと思っています。TPP
日本ではNHKが一々環太平洋なんて言い替えていますけれど、ほんとは太平洋を挟んでアメリカ(合衆国)と日本・アジアの国々と という意味合いなんですってね。 ずいぶん意味合いが印象が違ってきますもの、これも日本の言葉を言い替えることで本質を見えなくしょうとするいつもの手。
OECD これはもう昔からある言葉で、経済協力開発機構。 そのOECD が先に公表した、2015年の加盟各国国内総生産(GDP)に占める日本の教育に対する公的支出の割合が加盟34カ国中の最低で2.9%だったそうです。 それも前年に比べて0.3%下げながら2年連続で。(平均は4.2% 1番は6.3%のノルウェー
続いて5.6%のフィンランド 5.5%のアイスランド 5.4%のベルギーだそうです。 思い当たることがありますね。)
脈々と続く“愚民政策”と飽く無き利潤追求がここからもうかがえます。
2018年9月24日月曜日
P3 16-4-19 日本の方が暑い!
実際に体感したフィリピンの暑さについての印象はすでに書いた通りですが、要は、暑いことは暑いけれど、特に寒い時期の日本からフィリピンに行き身体がまだ暑さに順応していない時の暑さが身体に堪える。そして意識して注意しなければならないのは、暑いところから寒いところに帰って来た時はその逆よりもより気配りが必要。十分に暖かくして身体をいたわってあげなければ風邪をひいたりして体調を崩すという事を体験的に感じました。
以前沖縄に行った11月のときもそうでした。この時は約10度の気温差でしたが、新潟に帰ってきてから、寝込むほどにまで重症ではありませんでしたが風邪をひいてしまいなかなかはっきりしない体調が続きました。それがフィリピンとでは20度以上の気温差なわけですから体調もおかしくなろうというものです。特に一二月の真冬よりは緩んでは来たもののまだまだ寒い3月が堪えたのはそのせいかと思います。この時期で比べると役30度の温度差ですから。日差しも全然違いましたし。
さて「日本とフィリピンどちらが暑いか」 こちらに来てからまだ数年という人からもう何十年、途中一時帰国しその後また来日という人たちに聞いてみても一様に「日本の方が暑い フィリピンはこんなに暑くない」という返事が返ってきました。 昨今の日本の暑さ、そんなに大昔まで知っているわけではありませんがそれでもここ数十年を振り返ってみても今の日本の暑さは異常だと思います。そしてこの変わりようはどんどん加速しているように感じています。 特に今年の夏は全国的に暑い日が多く、日本各地
真夏日を観測というところがぐんと増えました。昔だったら考えられない39度越えというところも沢山ありました。確かに大台だし、さすがに40度越えというのはまだ少ないのでニュースにもなるのでしょうけれど、この夏は何回そのニュースが流れたことでしょう。 37度くらいだったらもうどこでもと言ってもいいくらいに多かったような気がします。 今日一番暑かったところで、私の住む新潟(県)の町が紹介されたこともありました。 そんなだったものだから「フィリピンも暑いけれど34~6度くらい、39度だ40度はない。」という返事が返ってきたのだと思います。
日本の方が暑い!日本の方がきつい!フィリピンはこんなに暑くない! どうもその違いは、湿度かなぁと思います。新潟の海岸部は蒸し蒸しジメジメ、フィリピンは風がありカラッとしてる、結果として過ごしやすい。 もちろん生まれ育ったところ、気候になれているというのはもちろんあるのでしょけれど。
確かに、フィリピンでお世話になった家は構造のせいで屋内にいるとまいる暑さでしたけれど、外に出てみれば夜や朝方は気温も下がり十分過ごしやすい環境でした。日差しの強い日中でも、日陰に入れば意外なほど快適でした。特別に大きなショッピングモールでなくとも、お店に入れば空調も自然で快適でした。
2018年9月21日金曜日
P1 15-10-20 彼女はどんな人! その2 国民性?
ところで。彼女のこんな振る舞い、私は個人の資質だと思っています。 たまたまユーチューブに出てきた,泊まったホテルのある街並みや空港に関する映像を幾度か見てみたら、そのあと出るわ出るわこんなにあるの!と感心するくらいフィリピン関連の映像が出てきて、その中にはフィリピン人(ほぼ女性)の性格なるものを紹介しているものも結構ありました。それらを見せてもらって、もしかしたら最大公約数的に共通する“国民性”というものも何かあるのかもしれないけれど、例えば陽気な人おとなしい人
明るい人 暗い人なんてのはどこの国にもいるし どうなんだろうなぁと思いました。 ただJCOBの集まりなんかで見ていると、みんな楽しそうだし周りを思いやることを忘れない心根の優しい人が多いように感じます。讃美歌
歌・カラオケも好きみたい、彼女はどちらかというと前に出て歌い上げるというタイプではなさそうですが彼女もそうかな。手を動かしたり体を揺らしたりはしています。 と、こんなふうに降り帰ってみると国民性というよりは個人の差の方が大きいというのが感想です。
2018年9月19日水曜日
P1 15-10-20 彼女はどんな人!
初めて降り立つ空港、出迎えの人ですごい賑わいです。そこに今回お世話になるRさん一家と彼女が待っていてくれました。 彼女とは約半年ぶりの再開となるのにそんなに間が空いた感じがしません。飛行機で約4時間半の距離離れていましたが、この間ずっとインターネットを介して連絡を取り合ってたからなんでしょうね。 ネットのない昔だったら、お互い照れたし恥ずかしがったりしたんでしょうねぇ。それはそれで微笑ましい感じもしますけれど。
便利な時代になったものだと感謝しています。 今や居ながらにして顔を見られるし声も聴ける、遠く離れたままでも同じ時間を過ごすことができるんですからすごいことだと思います。昔だったら手紙・エアメール、思い切って国際電話なんてところが関の山。
ただし。話が少し横道にそれますが手紙はやり取りに時間がかったけれどその時間はただ無駄なことばかりでなく、その間に沢山のことを考えることができました。来るか来るかと待ち望むあの不安ちょっぴりワクワク沢山も良いですよね。 どんな字を書く人か言い回し・文面を書く人か。 便せんや封筒のこだわりを見てお互いを慮ることもできました。 何より、届いた手紙をいつ読もうか読むまいか、何度も何度も繰り返して読むのもすべて自分の都合で決めることができるいいところがあると思います。 対してネットは双方が同時に顔も声もそして瞬時に返事も聴けるというのはすごいところ。でもここが、いいところであり同時に厄介なところでもあると思うのです。 この同時性
双方向 瞬時は否応なしにその間別の事 自分のしたいことができないという事でもあります。 手紙と違って Eメールとも違って、後で自分の手の空いた時・都合のいいときに観る・読むとはいきません。 都合を付けて待っている時だけでなく、何か別のことをしているときでも都合お構いなしにいきなり飛び込んでくる・つながってしまうときもあります。 連絡とる方は自分で都合をつけているわけですからつながればOK、でも受ける方は必ずしもそういうタイミングばかりとは限りません。用があるのにと気がもめる時もあるでしょう。 「口を押えると、顔が喋りだす」私だと忙しいとき何かやりたいことがある時なんかだと、用が済んだら…て感じになっているんじゃないかなぁ。 私の方はそんななのにこの間彼女は、私の都合でかけた時でもつながっている間ずっと付き合ってくれていました。やることやりたいことがなかったわけでは決してないと思います。でも自分の時間を全部私のために使ってくれていたんです。すごいと思います、なかなかできることではありません感謝しています。 そんな彼女にだから私も答えなけりゃ、掛け替えのない人だから大切にしなければと思っています。
2018年9月13日木曜日
P2 16-3-9 楽しい礼拝
「どうだったの」 「楽しかった」
JCOB日曜礼拝の後、走り出した車での彼女の第一声です。日本だと良いお話(説教)だった とか 気持ちが落ち着いた とか辺りの反応になるんじゃないかと思います。 集う皆さんの様子を見ていると確かに楽しそうです。頭を垂れて説教を聞くのではなく、まっすぐ見て楽しんでいます。 日本の礼拝の様子とはずいぶん違います。
私の教会の牧師にこんな礼拝の構成・模様を話したら「救世軍みたいなんでしょうかねぇ」 と言っていました。 救世軍の礼拝に出たことはありませんけど、私の救世軍のイメージと言うと、クリスマス時期の社会鍋 市内4教会共同で持っている墓地の委員会で同席した会員の方のイメージが大きいでしょうか。そのほかにはイギリスに起こり山室軍平から始まる日本の救世軍に関しての限られた知識・社会福祉への貢献や軍隊形式を取り入れているくらい。いずれにしても、この楽しそうな感じとはイメージが合わないなぁと思いながら今のご時世ですから動画サイトを見てみました。 そこでは、日本の社会鍋の様子と中国・香港(?)の教会のものが紹介されていました。 スペインの影響なんでしょうフィリピンの方がやはりラテンて感じで乗りの具合はだいぶ違いますけど、確かに構成なんかは通ずると感じました。 ただ、この乗りの違いは国民性だけでなく、宗派もある気がします。写真はフィリピン・マニラ・イントラムロスのマニラ大聖堂内部のものです。開放されていたので私も入ってみたというだけで礼拝時のものではありませんが、こちらはカトリック教会というイメージを裏切らない雰囲気でした。この日のこの短い時間だけでわかったなんてことはとても言えませんけれど。
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